ハーレーが転倒しないように対策する

ハーレーが転倒しないように対策する

ガレージに停めていたハーレーが倒れてしまっていたら、かなりショックですよね。スタンドを立てておけば大丈夫だろうと思っていたのに・・・。後悔先に立たずとはよく言ったものですが、しっかり車体は立てて置いて欲しいものです。地面に横たわり痛ましい姿を晒す愛車はできれば目にしたくないものです。今回はそのための対策をご紹介します。

自宅屋内に駐車する場合

車両の駐停車にはサイドスタンド・センタースタンドを使って停車すると思いますが、自宅にガレージなどがあるならば、センタージャッキを使って、まっすぐと固定することをおすすめしています。その方が各部へかかる負荷も軽減されますし、サイドスタンドで床を傷つけることもありません。
しかし、それでもよほどのことがあれば倒れます。よほどのことが何かと言うと、それは地震です。
日本は地震大国と呼ばれるほど地震の頻度が多い国です。今もなお痛ましい傷跡を残すほどの災害となることもありますし、震度が弱い地震も頻発しています。
地震に対する備えは簡単でもいいので自宅にいる時くらいはできるようにしておきましょう。

ホイールチョックがあれば、簡単に車両を水平にできますし、さらにタイダウンベルトと、それを固定するための場所をタイダウン ブラケットや、タイダウン アンカーを使って予め確保しておけば、それほど手間というほどの時間もかかりません。タイダウンラックがあると手早くセットできます。ベルトにたわみができないようにしっかり固定できるポジションを決めておきましょう。

自宅屋外に駐車する場合

自宅屋外に駐車する場合

屋外駐車の場合は、風を遮るものがないので更に注意が必要です。車体カバーを掛けて保管していると思いますが、雨やホコリから愛車を守ってくれるカバーは、風を受ける面積が大きくなるので倒れる可能性が高くなってしまいます。バタつきを防ぐためにも強風の際には、カバーの上からヒモやガムテープを使って余計な風を受けないようにすることも大切です。
盗難防止のためのセキュリティーも当然忘れてはいけません。

出先で駐車する場合

出先で駐車する場合

頼りになるのは車両備え付けのサイドスタンド・センタースタンドのみ。斜面に対して車両を正面から向かせて停めるのが良いでしょう。急傾斜な坂は駆け抜けてしまって、傾斜な緩やかな場所で休憩しましょう。
停車の際にはジフィースタンド・コースターがあると便利です。砂利道などの滑りやすい地面などでもしっかりと車両を任せられるようになります。

走行中の気をつけるポイント

ハーレーが転倒するのは、何も駐停車の時に限った話ではありません。免許を取得する際に経験したこともあると思われる、立ちゴケ。ハーレーに乗ったばかりであれば、その重さに翻弄されることも有るでしょう。停車時には落ち着いて足を降ろし、急がず慌てずスタンドを出せるようにしましょう。

走行中に転倒することが多いのは、やはりカーブに侵入した時です。スピードが付いたままカーブへ侵入してしまい、思わぬ路面の悪さにバランスを崩すというケースは多いです。慌ててブレーキをかけるのも下策でしょう。 冷静な判断力が転倒や事故から身を守ります。いつでも心に余裕をもった運転を心がけることが大事です。

転倒時のダメージは軽減できる

転倒時のダメージは軽減できる

転倒した時に何が一番ショックかと言われれば、車両に大きなキズが付いたとき。ピカピカに磨いたハーレーが一瞬でキズモノになるというのはかなりショックです。
もし転倒してしまっても、ハーレーを大きなキズから守ることはできます。エンジンガードを装着する事で、万が一への備えになります。エンジンがキズだけでなく故障してしまうという事態を防ぐために、エンジンガード自体にはキズが付いてしまいますが、大事なエンジンマフラーにキズがつくことを防ぐことができます。


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