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ハーレーの中でも特に人気の高いモデルであるツーリングモデルですが、先日2019年新型のエレクトラグライド スタンダードがお目見え!情報も公開されたのでチェックしていきましょう。
ツーリングモデルの原点が追求された姿
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スタンダードという名を冠するとおり、基本となるすべてが詰まっているが、余計なものは逆に削ぎ落としたと考えていいでしょう。ミニマルなツーリングモデルとも称されており、価格はおよそ290万円。他のツーリングモデルと比べても手が出しやすくなっています。
ツーリングモデルへ乗り換えの入り口に最適なモデルとも言えますし、カスタムすることを前提に考えてベースの車両とするのにも最適ではないでしょうか。面白い試みだと思います。車両の外観
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車両のカラーリングはビビッドブラック。全長2,400mmのボディに黒とクロームの色の組み合わせは、ハーレーらしい如何にもといった雰囲気を感じる伝統の1台になっています。ミルウォーキーエイトエンジンも、すっかりおなじみですね。
装備をシンプルにした分だけ評価がマイナスになるわけではありません。ツーリング至上主義なモデルに必要なものはすべて詰め込まれた上でのシンプルさは、私達にしっかりと自由を感じさせてくれます。
エレクトラグライド スタンダードは、気負わずに旅を楽しむ悠々とした時間を楽しむことができる相方になってくれるでしょう。
長距離乗っても疲れにくい
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向かい風を物ともしない優秀なフェアリングと、長時間座っても疲れにくいシートがツーリングには欠かせません。エレクトラグライド スタンダード標準装備のバットウィングフェアリングは、搭乗者を守るように風の流れを分散させ、強い効果を発揮します
ソロツーリングシートは、長距離走行でも快適な旅なるよう、様々な工夫を凝らした一品といえます。フロントとリア・サスペンションも、衝撃を緩和して快適な乗り心地に一役買っています。
到着は5月頃
予約販売ということなので、納車はしばらく先で、予定では5月となっています。ちょうど暖かさを感じるくらいの時期なのではないでしょうか。気持ちがはやって乗り回したくなる気持ちはわかりますが、まずは慣らし運転がてら、下道をのんびりと周って行きましょう。正規ディーラーからの助言を十分に聞いて、長く乗り続けられるようにしっかりと準備をしましょう。
不満に思う箇所はカスタム
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ミニマルなことに関しては右に出るものがいないツーリングモデルなので、「物足りない」と感じる面も出てくるでしょう。特にインナーフェアリングはオーディオもなくグローブボックスがあるのみなので、自分の思い描いたツーリングモデルへカスタムしていく方も多いのでは無いでしょうか。これはこれで良いとも思いますけどね。弄りたくなるのはハーレー乗りの性なのかもしれません。
乗って走る楽しみだけでなく、Apple Car Play オーディオキットのように、iPhoneなどのスマートフォンと連携が可能な物も出てきていたり、スピーカーにも多様性が出てきて、走行中の楽しみも増やすことができるようにもなってきています。