長い冬がようやく終わり、ツーリングシーズンが到来しました。まだ完全に温かくなったとは言い難いですが、それなりに寒さも和らいできています。こうなるとハーレーに乗って久しぶりに遠出もしたくなるというものです。
走る前に確認は大事
冬の間に走らせることのなかったハーレー。エンジンに火を入れる前に、ちゃんと整備できているか確認しましたか？以前もご案内しましたが、久しぶりにハーレーに乗る場合には、各部位を確認しないと、予期せぬ不具合を起こして余計な費用もかかってしまう可能性があります。
乗る前の状態確認は普段でもやっていただきたいですが、シーズン初乗りであれば、余計にしっかりと確認しましょう。無理のない範囲で軽く流して様子を見るのもいいでしょう。
春はやはりお花見
愛車の状態が万全で有ることが確認できたら、何処へ行きましょうか。春といえばやはり花見のシーズン。毎年桜の開花予想・満開予想はニュースでも情報が出ていますが、その日に行っても咲いてないということも多いので、少し時間を置いてから行くほうが確実でしょう。
確実なのは、TVのニュースやインターネットのニュースサイトよりもSNSを活用するのがいいでしょう。目的地の場所の名前を検索して「◯◯◯へ行ったらもう咲いていた」といった投稿を探すと間違いないでしょう。投稿日が去年のものという可能性もあるのでその確認も忘れずに。ハーレーを停められる近隣の駐輪場の有無もチェックしておくと、いざ目的地についた時に焦ることもないでしょう。
仲間を誘って花見をしっかり楽しむも良し。桜の木の下を走るも良し。今しか見れない景色を求めてツーリングスポットを探してみるのもいいでしょう。
春は桜に何かと話題を取られがちですが、一面の菜の花畑を横に走るというのも爽快です。一面黄色に染まった光景はなかなか見られませんよ。他にも春に咲く花は多いですので、有名な庭園や公園などを訪れるのもオススメですよ。
花粉のシーズンでもある
お花見もいいですが、春には厄介な存在もやってきます。それは花粉です。スギ・ヒノキの花粉は今年も猛威を奮っており、我々を悩ませています。
花粉症の薬も、毎年新しいものが出ていますが、ライダーにとって身近な対策はフェイスマスクでしょう。自動車であればドライバーは車に守られますが、ハーレーを始め、バイクのライダーを守るものはその身に装着したものしかありません。道路に巻き上がる粉塵などから身を護るために、サングラス・ゴーグルやフェイスマスクは、交通量の多い大きな国道や高速道路では必須レベルと言えるでしょう。
先日、アパレルの商品レビューでも掲載しておりますが、通常のマスクよりも遥かに強力なフィルターを備えたものも取り扱っていますので、花粉が辛いと感じている方は、ぜひお試しいただければと思います。
まだまだ気候は不安定
暖かくなってきたと思ったら、急激にまた気温が下がった。そういったケースは珍しい話ではありません。それが元で風邪を引いてしまうというのはハーレー乗りに限らずよくある話です。
日の高いうちはいいですが、夕方頃からの冷え込みはまだまだ厳しく感じる日も多いです。「最近は暖かいから」と油断はせずに、薄手のジャケットに変更するのはまだオススメしません。それでもという方はインナーをしっかり着込むようにして対策を取りましょう。レイングッズの準備も忘れずにしておきましょう。
道中の運転にも注意
花見に限らず春になると様々なイベントが催され、いろいろなツアーが多く組まれることになります。そのため道中では、ツアーバスや車の数も多くなります。周囲の状況には注意を払い、余裕を持った運転を心がけることが大切です。
ハーレーに乗ってのツーリングが楽しい時期になってまいりました。安全運転を忘れずにハーレーライフを楽しんでいきましょう。