ハーレー乗りのためのエンジンオイル粘度入門

ハーレーダビッドソンを長く快適に乗るためには、エンジンオイルの正しい知識を持つことが大切です。その中でも「粘度」は、エンジンの性能や寿命に大きく関わる重要なポイント。今回は、初心者ハーレー乗りの方でも理解しやすいように、エンジンオイルの粘度について詳しく解説していきます。

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1. ハーレーのエンジンオイル粘度とは?

ハーレーのエンジンオイルの粘度とは、簡単に言うと「オイルの硬さ・流れやすさ」を示すものです。粘度が高い(硬い)とオイルがしっかりとエンジンを保護しますが、流れにくくなります。一方、粘度が低い(柔らかい)とエンジン内をスムーズに流れますが、高温時には保護性能が落ちる可能性があります。

2. ハーレーに最適なエンジンオイルの粘度とは?

ハーレーのエンジンは、一般的なバイクと比べて高温になりやすいため、適切な粘度のオイルを選ぶことが重要です。エンジンオイルの粘度は「SAE(Society of Automotive Engineers)」規格で表され、たとえば「20W-50」のような表記をよく見かけます。

SAE粘度表記の読み方

●20W(Winter):寒いときの粘度を示し、数字が小さいほど低温でもサラサラ。

●50:高温時(100℃付近)の粘度を示し、数字が大きいほど高温でも粘り強い。

ハーレーでは「20W-50」や「15W-50」がよく使われます。

3. ハーレーのエンジンオイルの選び方

使用環境別の推奨粘度

使用環境 推奨粘度
一般的なツーリング 20W-50
寒冷地での使用 15W-50 または 10W-40
真夏の猛暑や渋滞が多い環境 20W-50 または 25W-60

一般的なツーリング用途では、「20W-50」が最もバランスの取れた選択肢になります。

4. ハーレー純正オイルと社外オイルの違い

ハーレー純正オイルは、メーカー推奨のオイルで安心感がありますが、社外メーカーのオイル(MOTUL、S&S、Twin-powerなど)も性能が高く、好みに応じて選ぶことができます。

●純正オイルの特徴:ハーレー向けに最適化され、メーカー推奨。

●社外オイルの特徴:化学合成油など、より高性能な選択肢がある。

5. ハーレーのオイル交換のタイミング

ハーレーのエンジンを良い状態に保つためには、適切なタイミングでオイル交換をすることが重要です

推奨オイル交換サイクル

●通常走行:6,000kmまたは半年ごとを当店は推奨しています

●シビアコンディション(渋滞・短距離走行が多い場合):3,000kmごと

オイル交換時には、オイルフィルターの交換も忘れずに行いましょう。

6. ハーレーのエンジンオイルまとめ

エンジンオイルの粘度は、ハーレーのエンジンを守るためにとても重要な要素です。基本的なポイントを押さえて、適切なオイルを選ぶことで、愛車のパフォーマンスを最大限に引き出すことができます。

ハーレー初心者向けのポイントまとめ

ハーレーのオイル選びは「20W-50」が基本!

寒冷地なら「15W-50」、猛暑なら「25W-60」も選択肢

純正オイルも社外オイルも、それぞれメリットがある

6,000kmごとにオイル交換を忘れずに!

「ハーレー オイル交換」や「ハーレー オイル 粘度」について悩んでいる方は、ぜひこの情報を参考にしてください!

愛車を長持ちさせるためにも、正しいオイル選びを心がけましょう!

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