平成と令和を跨ぐように、10連休もあるゴールデンウィークが控えているということで、普段より足を伸ばしてツーリングへ出かける方も多いのではないでしょうか。最近は肌を指すような冷たい風も息を潜め、汗ばむような日差しが増えており、ツーリングには心地良い気候になってきました。ツーリングへ出かける際には高速道路を使う人が多いかと思いますが、その料金がお得になるかもしれませんよ。
今年も開催目前のお得なツーリングプラン
Nexcoが昨年もやっていたキャンペーンが、ゴールデンウィークに合わせて開始されます。
4/26(金)から11/30(土)までと、長い期間開催されていますので、GWに限らず、週末の連休などでも活用できるお得なツーリングプランが今年も始まります。
まだ予約ページは公開されておらず、申請はできない状態ですが、4/24(水)には使えるようになるとのことですのでしばらく待ちましょう。
ツーリングプランの利用には、ETC積載車限定で、事前にWEB予約が必要という条件はありますが、エリアごとに分かれた対象エリアの高速道路料金が、2日~3日間どれだけ利用しても、何回乗り降りしても定額料金で利用できます。申請したエリア外の高速道路の利用は別途料金が発生するのでルートの確認は事前に行っておきましょう。
ツーリングプランに必要な情報
申請は事前にと言われていますが、高速に乗る前であれば当日の申請でも利用することが可能です。逆に、申請はしたけれど、天候などの都合で利用を取りやめる場合には、キャンセル申請すれば料金を取られることはなく、キャンセル料もかからないので、安心してご利用ください。無理に雨の中を走ろうとせずにキャンセルしましょう。申請することで何回でも利用することができますので、利用したほうが得と判断した場合には気軽に利用しましょう。(条件次第で利用しない方が安く済むこともあるので一度調べてからご利用することをおすすめします。)
予約の際には、利用日や名前、連絡先に加えて、ETCカード情報と二輪車の車両番号標(ナンバープレート)情報が必要になります。
せっかく申請したのにETCカードをうっかり忘れたり、違うカードを使わないように気をつけましょう。
ルート内なら乗り降り自由
どれだけ利用しても、申請のルート内であれば何度一般道へ降りて再び高速道路へ乗っても追加料金がかからないというのは非常に魅力的です。普段はSA(サービスエリア)で休憩しながら目的地まで一直線な人も、途中で気になる所があれば気軽に降りて、周囲を散策することができます。GS(ガソリンスタンド)も大半の場合は一般道に降りてからのほうが安く済むことが多いです。
また、その地域の名産やグルメを楽しむのもいいでしょう。「わざわざ降りてまで行くほどでも無いか」と今まで立ち寄ることのなかった場所で、新しい出会いが待っているかもしれません。寄り道もたまには良いものです。
ETCの取付はバイクショップで
愛車のハーレーを自分でカスタムする人たちでも、ETCの取付だけはバイクショップでしか行なえません。これを機会に取り付けようという場合は、贔屓にしているバイクショップへ、見た目などを考えながら装着箇所を相談して依頼しましょう。
また、ETC車載器購入助成キャンペーンも、同じくNexcoで開始されています。4/1(月)から始まっており、対象店舗限定で全国先着35,000台となっていますので、新たにETC車載器を購入する方は、取付を頼もうと思っている店舗が対象であるかどうか確認しましょう。
高速をお得に使うにはETCが必要
前述のようなキャンペーン以外にも、ETCを持つことによる利点はいくつかあります。その中の一つにETCマイレージサービスというものがあります。高速道路を通るたびにポイントが貯まっていき、そのポイントは通行料金として使うことができます。ハーレーで遠方までツーリングへ行く機会が多い方はぜひサービスを利用してみてはいかがでしょうか。
他にも、一部ICだけにはなりますが、道の駅ICを利用して一般道へ降りた際には、一時退出という扱いとなり、高速道路を降りたという扱いになりません。再び道の駅ICから高速道路へ入っても継続して高速道路を利用した扱いとなり、降りた分だけ余分に料金が引かれなくなります。
他にも便利なサービスを増やそうという動きもありますので、早い段階でETCをハーレーに取り付けてみてはいかがでしょうか。