ハーレーのリコール通知が来たら

ハーレーのリコール通知が来たら

日本の国産車のリコール情報は、度々テレビのニュースでも取り上げられますが、大きく取り上げられないだけで、ハーレーにもリコールの届出が出されることがあります。もし自分の愛車がリコールの対象だったらどうすればよいのでしょうか。

リコール対象の車両所有者には通知が来る

リコール対象の車両所有者には通知が来る

先日2019年3月6日に、ハーレーダビッドソンから国土交通省へリコールの届出がありました。その情報はすぐに公開され、2輪専門誌への情報の掲載や、正規販売店へ伝えられ、私達の目にも届くようになります。
車両を実際にお持ちの方のもとへは、直ちに通知が郵送されてきます。

リコール対象箇所については当然パーツの交換が必要になります。整備予約の必要がありますので、都合の良い日時などを相談の上持ち込むことになります。持ち込みの際には届いた通知書を必ず持っていってください。

すでにカスタムした車両の場合

すでにカスタムした車両の場合

カスタム車であっても、リコール対象での車両であれば届きます。リコール対象となった箇所をすでにカスタム済みであった場合でも、一度ディーラーの方へ確認して貰う必要があります。でなければ、いつまでもリコールに対して未対策の車両とみなされ、定期的に通知が届くことになるでしょう。

仕様改善されているかどうかを、ディーラーは必ず確認しなければいけないので、リコールの連絡が届いたら、早めにディーラーへ連絡をとるようにしてください。

中古の車両を購入した場合

中古の車両を購入した場合

中古販売店やオークションなどで手に入れた中古の車両であっても、車検証の登録が正しければ案内は届きます。逆に正規ディーラーから新車を購入していても、引っ越しなどで住所が変わった際に住所変更していないばあいには通知書が届かない場合があるので、引っ越しの際には車検証も変更を忘れないようにしましょう。それは違反行為となります。

他にもリコールが届かないケースは存在するようです。それは並行輸入車を購入した場合です。その場合は、日本で販売されている車両と仕様が異なる場合がありますので、リコールの対象外となることがあるようです。

自分の車両がリコール対象かどうか

モデルは分かるけど何年式か覚えていないという方は少なからずいらっしゃいます。
「同じモデルだけど年式が分からない、通知は来ていないけど本当に対象じゃ無いのかな。」そんなように不安に感じる方がいらっしゃるかもしれません。

そういった方はインターネットを使うことで簡単に調べることができます。車両の車体番号が分かれば、その車両がリコールの対象なのか。リコールに対する対策が済んでいるのかどうかを調べるサービスをハーレーダビッドソンで行われています。

ハーレーダビッドソンジャパンのページにリコール照会のページがあります。そちらに車体番号を入力して検索してみてください車体番号は、車検証にも記載されていますし、フレームにも刻印されています。車体番号から、年式とモデルを調べることもできます。

また、国土交通省のホームページからも、ハーレーに限らず、リコールされた自動車を検索することができます。

リコールに対する整備は無料

リコールに対する整備は無料

リコールした箇所に対する整備であれば、その費用は発生しません。どのメーカーでも少なからず「お金がかかるのではないか」という不安の声はあるようですが、リコールに対する整備はメーカー側が負担します。
修理のためのパーツがディーラーに無かったり、整備の予約でいっぱいだったりと、すぐに対応できないこともありますので、事前に電話での確認や予約をしてスムーズに対応してもらえるように手配しましょう。

リコール通知がされているにもかかわらず、改善修理されていない車両というのは残念ながら少なからず存在します。通知を無視すること自体には罰則はありませんが、それが原因で事故になっては目も当てられません。うっかり忘れることもありますし、ディーラーへ持っていくのは確かに面倒ではありますが、安全のために忘れずに対応していただくようお願いします。


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