台風でハーレーをダメにしないために

台風でハーレーをダメにしないために

最近良く耳にはいる台風情報。高速や海沿いなどで、横殴りの強い風を受けるとヒヤッとしますが、台風の風ともなると、ハンドルを取られるどころか車両ごとあっという間に横倒しにされるようです。そのような経験はしたくないものです。

台風時乗るのは自殺行為

台風時乗るのは自殺行為

言うまでも有りませんが転倒の危険性が跳ね上がります。ハーレーは大型バイクなので重量があるとはいえ、2輪車の構造上、横殴りの風にはめっぽう弱いのは周知の事実。気をつけて乗ってなんとかなるレベルは簡単に超えるのが台風です。

強風に押し流されて、対向車線に出てしまって・・・という事故は繰り返し発生しています。注意報であっても、突然の突風が吹くこともあります。「まだ大丈夫」という油断が事故につながります。「まだ」と思っているということは、危険はすでに感じていると思います。もし事故が起きてしまったら、台風のせいだけでは有りません。身の危険を感じながらもハーレーに乗ってしまった自分自身の責任もあります。

立つことも困難な台風に晒された経験をすれば、人の手に余るのが天災であると実感できると思います。台風のときは、無理して外に出るよりも、強い風でも安心して保管できる方法を考えたほうがよほど建設的です。

車両の転倒で全損もあり得る

車両の転倒で全損もあり得る

不慮のトラブルによる転倒は、勢いよく地面に叩きつけられることになるため、フレームに甚大なダメージを受ける可能性が十分に考えられます。全損と診断されることも多いでしょう。
ハーレーは自重が重たいので倒れた時の衝撃は結構なものです。風の力が加われば、パーツの破損やフレームの歪みなどは免れないでしょう。
被害があるのは車両だけではありません。搭乗者自身も怪我をするだけでは済まないかもしれません。
このようなことになるかもしれないのに、無理してまで乗る必要があるでしょうか?
台風が過ぎてから改めてツーリングに出かけても良いのではないでしょうか。

保管はガレージが理想

保管はガレージが理想

屋内での保管が一番安全で安心できます。しかし、ハーレーのオーナー全員がガレージを持っているということはありえないでしょう。カバーを掛けて保管するという人も多いのでは無いでしょうか。なるべくなら屋内に避難をさせたいところですが、屋外にしかスペースが無い人も中にはいるでしょう。
台風時には、カバーを掛けないというのが定石とされています。カバーがかかっていると、必要以上に風の影響をうけるので、転倒を防ぐためには外して方が良いのです。とはいえ、マフラー電装品などの水のかかってはいけないところは個別にビニール袋をかぶせて養生テープなどでがっちりと固定しなければいけません。
転倒を防ぐためには、安定した建造物に固定するのが一番安全です。タイダウンベルトを使うと手早く準備できます。車両に傷がつかないように配慮されたフリース ソフトフックなども効果的でしょう。四方から固定することができれば、転倒の心配をしなくてもすむでしょう。


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