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安全で快適なツーリングライフのために必要な人間工学に基づいたカスタム

安全で快適なツーリングライフのために必要な人間工学に基づいたカスタム

愛車のパフォーマンスが上がってもそれを扱えなければ宝の持ち腐れです。自分自身の体格と好みの姿勢と人間工学によって適切なライディングポジションを見つけ、愛車のパフォーマンスを一体となってしっかりと制御できるようにしましょう。

安全で楽しいツーリングライフを満喫するために必要なオートバイの人間工学

オートバイには様々な形やサイズがありますが、グリップの手の位置からシートに座った時の腰の位置、フットペグに載せた足の位置の3点を結んで「快適さ(コントロール)の三角形」と呼ばれる原則があります。

クルーザーからツーリング、スポーツバイクまでさまざまなスタイルやライディングの姿勢がありますが快適な姿勢にはこの三角形の原則が当てはまります。

オートバイの人間工学が重要な理由

人間工学が乗り心地に影響を与える重要な要素が5つあります。

これらのメカニズムを理解することは、どのバイクを購入するかだけでなく、愛車をカスタマイズしたり、ツーリングを計画したりする際に大いに役立ちますので覚えておいてください。

肩、首、背中の痛み、手のしびれ、手首の痛みを抱えて乗りたい人はいません。「1キロも乗れない…」という感覚は自分の愛車にあってはなりません。

人間工学に基づいた適切な姿勢は快適さのために不可欠であり、長距離のツーリングには欠かせません。

最適なライディングポジションは人それぞれ異なります。

バイクに合わせてライディングポジションをとるのでは無く、愛車を自分のライディングポジションにフィットするようにカスタムすることが大事です。

スタイル優先のカスタムは見栄えが良く、自分自身が思い描いた理想のバイクになるので乗らずに眺めている分には最高です。そしてそれが良いそれで十分という方もいるでしょう。

ハーレーの楽しみ方は人それぞれですがせっかくなら仲間と共に快適なツーリングを楽しんで頂きたいと思います。

カッコ良いカスタムは残念ながらライディングポジションを犠牲にしているものが多数で、例えば腰を浮かせるほど前かがみになりながらグリップに手を伸ばさないと駐車場での急カーブを曲がれない場合などは、オートバイの人間工学があなたに不利に働いています。

人間工学に基づいた適切なハンドルを選択すれば低速でも問題なく愛車を完全にコントロールできるはずです。

愛車のパフォーマンスに満足していますか? ほんの少し乗っただけで不快感や制御不能を感じて乗るのを止めてしまった場合は、あなたもあなたのバイクもうまく機能していません。

モーターサイクルの優れたパフォーマンスは、操作上の気を散らすものがないことと全体的なコントロール感から生まれます。

最もスムーズな乗り心地を実現するには、体の動きが自然でリラックスしている必要があります。愛車をしっかりと自分自身のコントロール下に置くには人間工学を適切にする必要があります。

これは、ハンドル、ライザーの交換や調整可能なハンドルの取り付けなどの簡単なカスタムによって実現できます。

運転操作への自信は「愛車との一体感」から生まれます。自信を得るには練習、経験、ストレスのないライディングポジションが必要です。過度な自信は禁物ですが自信がなければ、 間違いを犯しやすくなり全体のパフォーマンスが低下します。

オートバイの人間工学のすべての重要な要素が連携しており、快適さとコントロールがパフォーマンスを向上させ、その結果、自分の運転技術と愛車の操縦に対する自信が自然と高まります。

愛車が快適でないと上手くコントロールできません。適切に愛車をコントロールできなければ、パフォーマンスレベルが低下し、自信喪失に繋がります。

不快で不確実なとき安全ではなくなり最悪の場合事故に繋がります。
何よりもまずオートバイを安全に運転するためには道路上の他のすべてのドライバー、歩行者から自分の姿が見えないことを想像する必要があります。

道路を安全に走行するには、快適性、制御性、パフォーマンス、および信頼性がなければなりません。

このオートバイの人間工学の5つの要素から理解してもらいたいことはライディングポジションを最適化することが安全のために不可欠だということです。
オートバイの安全性に妥協しないでください、安全で楽しいツーリングライフを満喫するのに必要不可欠です。

体格に合っていないと思われる兆候

愛車のライディングポジションがまだ自分に合っていないことを知るには5つの一般的な兆候に注意することから始めます。

ツーリング中から痛みを感じている場合はライディングポジションに問題があることを示す一般的な兆候です。
シート、フットペグ、ハンドルバー、何れかまたは3つすべての組み合わせである可能性があります。

手のサイズと一致しないグリップの直径はより早く疲れさせる可能性があります。
時間が経つにつれて手が疲れている場合は、手のサイズに合ったしっかりとつかむことができるグリップの直径を探してください。

停止時に足がしっかりと地面についていないと安全上のリスクが生じます。
シートの高さとサスペンションを交換して発進時と停止時にしっかりと制御できる位置まで落とすことで低重心となりコントロールしやすくなります。

窮屈なライディングポジションは足から膝、腰、背中まで体の多くの部分に不必要な負担をかける可能性があります。
足の位置を動かして少し伸びるようにしてください。

グリップが体に近すぎると逆に疲れてしまう可能性があります。
時間が経つにつれて、肩、首、腕、腰にそれを感じるかもしれません。また、狭いスペースでのコントロールが難しくなる可能性があります。
適切なハンドルバーとシートを組み合わせることで上半身の負担を取り除くのに大いに役立ちます。

オートバイの人間工学を変更してより快適にする方法

ライディングポジションが自分の体格に理想的ではないことに気付いた場合はそれを修正しましょう。
バイクのシートの高さ、シートの位置、フットペグの位置およびハンドルバーのすべてが影響します。
これらを自分の体格に合うように変更すれば人間工学が大幅に変化し、乗り心地が向上します。

リアサスペンション

リアサスペンションの調整は車高を簡単に下げるための頼りになる方法です。
ロワリングキットやローダウンサスを使用すると自信を持って足を地面につけることができ、またカッコ良いカスタムの外観を得ることができます。

フロントサスペンション

リアサスペンションのローダウンでも足つき性に不安がある場合はフロントも合わせてローダウンしてください。

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ハンドル

ハンドルバーには主に3つのサイズがあります。

  • 高さ:車体への取付部分からバーの上部までの距離
  • 幅:グリップを装着する最も広いポイントの全幅の距離
  • プルバック:ハンドルを垂直にしたときの垂直部分からハンドルの先端までの距離

これらの3つのサイズは必ずしもグリップの位置を決定するものではなく車体への取り付け方でグリップの位置は変わります。快適で操作しやすいものを見つけてください。

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フットコントロール

フットペグのポジションによって足首、腰、膝の角度が決まるため快適な位置を探してください。
丁度良い位置に来ない場合はハイウェイペグの取り付けも候補に入れてください。

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シート

ハンドル、フットコントロールを考慮しつつ足つき性が良く座り心地の良い自分の体格に合ったものを探してください。

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