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ハーレー 旧車の魅力

ハーレー 旧車の魅力

毎年多数の新モデルの発表があるハーレーですが、新モデルへ惹かれる一方で、昔のモデルにこそ愛着を持っているオーナーも多いです。 今回は旧車についての情報から、その魅力を感じてみましょう。

旧車と呼ばれるモデルのエンジンたち

ハーレーのエンジンといえば、ミルウォーキーエイト(Milwaukee-Eight)が登場したのが記憶に新しいですが、2019年に発売が発表された電動バイクにはそのエンジンの影はなく、新しいエンジンが取り入れられています。

ハーレーのエンジンとしては9代目のミルウォーキーエイト。旧車と呼ばれるモデルのエンジンは、エヴォリューションエンジン以前の物を指すことが多いです。
まだ現役で公道を走っているのは、エボリューションエンジンの先代のショベルヘッド。さらにその先代のパンヘッドは、公道でもたまに見かけるぐらいにはオーナーの数も少なくありませんが、その前のナックルヘッドとなると、ほとんど見かけないほどに希少価値も高くなっています。それ以前のエンジンとなると、展示などでしか現物を見ることは難しいでしょう。

代が変わるごとにエンジンのデザインも変化していき、旧車のエンジンは古き良きデザインとして評価が高く、ヴィンテージとしての付加価値が付いていることも多く、人気の要因の一つになっています。
新モデルに比べて、故障時にはパーツを探すのも大変そうな旧車ですが、手間を上回る魅力を持っていることは間違いありません。

手間暇かかる だからこそ面白い

手間暇かかる だからこそ面白い

時代を経ることで、生活は便利に豊かになりましたが、便利になりすぎて手間暇かけるという文化が、日常生活において失われつつあると感じることもあります。手をかけることで愛着や愛情が増すことは間違いありません。そういった時間を長く持つことになる旧車だからこそ深く愛されているのでしょう。
旧車の苦労について語るオーナーの表情は明るいことが多いのは、その苦労は愛すべき時間なのでしょう。手がかかるほどにかわいいというのはこういう事なのだとはっきり分かります。

変わるデザインと変わらないデザイン

変わるデザインと変わらないデザイン

進化の過程において、より良い形に変わっていくのは当然のことですが、中には変わらないものもあります。昔も今も、メーターの位置やその周辺のスイッチについてはほとんど変わっていません。様々なスタイルのカスタムハーレーからもそれは同様です。変化させる必要もなく、混乱を招く可能性があるためと予想ができます。
逆に、ボディーの大事な基礎部分であるフレームについては、技術面の進化により溶接の仕方も強固な物に変わっていますし、見て分かるところも分からないところも含めて、安全に快適に走れるための工夫を積み重ねて年々進化しています。

旧車”風”へカスタムする手段も

旧車風へカスタムする手段も

カスタム面でも整備や維持費の面でもハードルが1段上がる旧車の世界。でも諦める必要はありません。旧車は乗れなくても、クラシックスタイルにカスタムすることで、見た目を近づけることが可能です。
古き良き時代へのあこがれを持ったハーレーのオーナーは多く、人気のカスタムとなっており、それを狙ったかのようなカスタムパーツも、カスタムメーカー各社からも多数登場しているため、カスタムのハードルはそこまで高くありません。

乗ることを意識するなら旧車風のカスタムがオススメ

正しく運用すれば壊れることなく走れるヴィンテージハーレーですが、現行モデルと比べて、気を使って乗らないとオーバーヒートを起こしやすいなどの問題を抱えているのは事実です。ハーレーに乗って走ることを楽しみとしているのであれば、現行モデルをクラシックスタイルへカスタムしたほうが良いでしょう。
しかし、欠点も含めて愛でることができるのであれば、ヴィンテージーハーレーは貴方にとって最高の相棒になるといえるでしょう。


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