エボリューションエンジンは、ハーレーの歴史を飛躍的に進化させたと行っても過言ではないエンジンです。
その名の通り、このエンジンを機にエボリューション=革新したわけです。
誕生までの経緯
世界中にファンがいるハーレーダビッドソンですが、非常に苦しい時期もありました。1968年経営不振により大手機械メーカーAMF(アメリカンマシンファンダリー社)の傘下に入ったことに端を発しています。
AMF時代の当初は良かったものの、70年代に入るとHONDAを代表とする日本車や英国車のトライアンフなどが性能の優れたバイクが人気を誇り、ハーレーの人気は翳りが見え始めます。
AMF社も人気のないハーレーに対する経営意欲の薄さが如実に現れるようになり、それが品質の低下を招き、70年代後半は「暗黒時代」と揶揄される不遇の歴史となるのです。
エボリューションエンジンは、そんな時期に発表された社運をかけたようなエンジンでした。
その誕生の歴史は古く、1984年に販売されました。
1981年にAMFの買収からバイバックに成功したばかりで、復権をかけて作り上げられたエボリューションエンジンは、今でも多くのライダーに愛されているエンジンへ進化しました。
エボリューションが変えたもの
エボリューションエンジンは、今までとは一体何が変わったのでしょうか。
ハーレー社を大きく好転させた生産体制管理が一番の大きな変化かもしれませんが、性能面に置いても格段強くなったと言われています。
それまでの主要のエンジンであったパンヘッド、ショベルヘッド同様、OHV方式、1カム構造などの伝統を守りながらも、コンピュータ設計、アルミ素材の採用などによって、放熱性に優れ耐久性、出力の向上された高性能エンジンが造られたのです。
1986年にはスポーツスターにもエボリューションエンジンを搭載しています。ビックツインモデルはツインカムエンジンが発表された1999年まで長きに渡り生産されることになり、ハーレーの人気を確立させた偉大なるモデルなのです。
ツインカムシリーズが主力のエンジンになっているにも関わらず、エボリューションは根強い人気があります。
というのも、2000年からのモデルからは音や振動を抑えたモデルが主流になり、それでは物足りないというライダーが多かったことが理由と言えるでしょう。
INFINITY タイマーカバー
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7色に変化をするそのギミックに注目をあびること間違い無しです。
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立体的に浮かび上がったスカルが目を引きます。クロームベースにブラックアイ・スカルがカスタムルックを引き立たせます。
同じデザインのダービーカバーと合わせれば、さらにGOOD!
ビレット オイルクーラー
フレームにクランプして装着するオイルクーラーキット。一見しただけではオイルクーラーとは分からない秀逸なデザインが特徴です。
サイズが2種類とオイルの温度が測れるゲージ付きの設定があります。