マンレイは主にバルブ製品を開発しているメーカーです。 様々なハーレーパーツの中でもバルブは数が少ないので重宝されます。
バルブ製品トップメーカー
マンレイはバルブのアフターマーケットで40年以上の歴史を誇っており、常にリーダーを努めてきました。
1966年にハンク・マンレイがアメリカのロードアイランド州プロビデンス市に位置するブラウン大学を卒業後すぐに設立し、車両パフォーマンスとレースに強い関心を持っていた彼はカスタムパーツの製作に乗り出しました。
設立当初はManley Speed Equipment,Incという社名でしたが、間もなくして現在のManley Performance Products,Incへと変更されました。
マンレイはその歴史が始まった段階からステンレスバルブ、ピストン、カムシャフト、リフター、バルブスプリング、プッシュロッド、チェーンキットなど現在とほとんど変わらない製品開発ラインを有していました。
ハーレーダビッドソンに使用できるバルブ製品も今では知られていますが、当初はレースカー向けのバルブが有名で、カーレーサーのドン・ガリッツ、ボー・ローズ、ジョー・モンデッロなどもマンレイの顧客でした。
マンレイの拡大
マンレイの創業者であるハンク・マンレイの息子、トリップ・マンレイも幼少時から会社で過ごすことが多く、大学卒業後には自然とマンレイを引き継ぐことになりました。
トリップ・マンレイの手腕もハンク・マンレイに劣らず、1990年頃には製造拠点は倍増し、マンレイはさらに拡大していきました。
バルブのアフターマーケットといえばマンレイと言われるほどに製品のパフォーマンスは認められています。
マンレイのバルブは品質が世界最高峰、素材の時点でこだわりぬいていますので、他メーカーの追随を許しません。
カーレースシーンにおいてはカスタムパーツの性能が勝敗を大きく左右しますが、バルブももちろん重要なパーツのひとつです。
40年以上前からレーサーに信頼されているバルブメーカーとしてマンレイ以上の企業はありません。
マンレイのカスタムパーツ
バルブ開発メーカーとして知られているマンレイは他にも多くのパーツを開発しており、シリンダーヘッドコンポーネントやプッシュロッド、オイルシステム関係、クランクキット、ピストンリング、そしてアパレル製品も取り揃えています。
ピストンリングはプラチナシリーズとして最高レベルの合金が使用されています。
また、マンレイの発売しているような交換用のバルブを取り入れる際には当然工具も必要になりますので、一部工具のラインナップも用意されています。
自動車用のバルブ開発企業として始まったマンレイは現在ではハーレーダビッドソン用のパーツも多く発売しており、ハーレー用のパーツのみを網羅したカタログも販売されています。
ハーレー意外のパーツを取り扱うメーカーのカタログはハーレー用のパーツを探すのも大変ですが、こうした専用のカタログがありますので迷うことはありません。
ハーレー用バルブスプリングキット
マンレイから発売されているハーレーダビッドソン専用のバルブスプリングキットです。
高品質のレースマスターバルブが組み込まれたキットで、精度が高くパフォーマンスを求める車両に適しております。
シリンダーヘッド、バルブガイドのヘッドワークは必要ございません。
セットにはバルブ、バルブスプリング、トップカラー、バルブキーが入っていますので、取り付けに困ることもないでしょう。
ハーレーダビッドソンは見た目にこだわるのはもちろんですが、マシンパフォーマンスを向上させることでも個性を十分に発揮できます。
中身から変えていく第一歩としてもオススメのバルブキットです。
>>MANLEY バルブスプリングキット※取り扱い終了