ハーレー乗りにとって夏は特別だ。
いつものツーリングじゃない、レジャーグッズを積み込んで走るキャンプツーリングの季節がやってきた。
新型コロナウイルスは相変わらず収束しそうにないが、
ハーレーでのツーリングは密にならずに羽目を外せる数少ない大人の遊びだろう。
そんな楽しい遊びを知っているライダーたちがレジャーグッズを抱えて、日常の喧騒から離れ、バイクを相棒に飛び出していく。
そこで一つ、楽しいはずのツーリングに水を差す問題が浮上するかもしれない。
「荷物どうやってハーレーに積んだらええねん!クーラーボックス積み上げたら、夜逃げみたいになったで?」
そうなのだ、いつものゆるいツーリングなら特に気にもしなかった収納問題が出てくるのだ。
荷物が増えたときは劇的ビフォーアフターばりに収納も増えてほしいところだが、素のハーレーでは厳しいのが現状だろう。
そこで今回、我々が知る中でもかなり優秀なシーシーバーバッグを紹介したい。
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そもそもリュックじゃダメなの?
ツーリングにともに連れていくレジャーグッズを前にしたとき、
わざわざ収納用のスペースを用意するのもなぁ・・・という考えがよぎる。
「別にリュックでよくね?」そんな結論に至ることもあるかもしれない。
だが、早まるな。
リュックは想像以上にライダーの体の動きを制限し、なまりのごとく肩や腰に負担をかけていく。
ツーリングの距離が伸びれば伸びるほどこう思うだろう。
「やべぇ…リュック捨ててぇ」
それくらいリュックはライダーを自由に走らせてはくれない。
自分を追い込む系のライダー以外はリュック走りはおすすめしない。
他にも蒸れて暑くなるし、ものによっては物がものすごく取り出しにくい。
お目当てのものが見つからないときには、次々ものを引っ張り出して一人フリーマーケットを開催する羽目になる。
それはそれで旅の思い出かもしれないが、スマートにいくなら、やはりシーシーバーバッグだ。
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本格的なレジャーツーリングを楽しむガチ勢にはガッツリ入る大容量タイプ
海、山、谷、森、と貪欲にレジャーを満喫したいガチのアウトドア派なら、小脇に抱えたたくさんの荷物をガッツリ収納してくれるクリアキンのMOMENTUM FREELOADERダッフルをおすすめしたい。
今回の収納問題にクリアキンを推すのは、ハイクオリティは当たり前のことだが、このメーカーはとにかくライダーの需要に対するレスポンスが早いのだ。
つまり、ライダーが「こんなのほしいな」なんて思ったときには、もう市場に投入している。
もちろん今回のシーシーバーバッグもライダーにとってかゆいところに手が届く存在だと言ってもいいだろう。
全貌はこんな感じだ。
50センチを優に超える全長に、用途に応じた収納スペースを完備している。
全面を黒で統一した生地はハーレーに乗せたときも洗練された雰囲気を壊すことはないから安心だ。
すべてを包み込む圧倒的なキャパシティを持ちながら、どこに連れて行っても恥ずかしくないバッグなのだ。
背面はこんな感じ。
ベルトがたくさんあるのは、これでシーシーバーに固定するためだ。
簡単なのに安定感も抜群で、何より単なる箱を積み上げたときより圧倒的に見た目がよくなる。
シーシーバーがない場合も、ツーリングネットやベルトでも固定が可能だ。
そして、開けてみるとわかる通り、間口がめちゃくちゃ広い。
中身がよく見えるので、多少乱雑に荷物を詰め込んでも、何がどこにあるのかすぐにわかるのだ。
財布どこいった、タオルどこいった、お茶どこいったと行方不明者が続出するライダーには、ぜひともこのアクセスのしやすさを味わってほしい。
開口部分はファスナーではなく、マジックテープ式になっている。
結構強力なテープなので気づいたら剥がれて、中身がまろび出ていたなんて悲劇は起こらないから大丈夫だ。
マジックテープを閉じたら、先端から巻物を巻くようにグリグリ丸めて、フックをかければ完了だ。
ファスナー式のように、ファスナーが外れてそこで「The END」とはならないから、いつまでも使える優れものなのだ。
さらに、でっかいバケツのような圧倒的な許容量とは別に、バッグのあらゆるところに細かなものを入れられる設計になっている。
側面にはペットボトルや水筒を入れられるペットボトルホルダーが付いていて、反対側には地図などの薄いものを入れておくスペースがある。
ツーリング中に欲しくなるものはバックを開けずとも手に取れるような作りになっているのだ。
鍵などの小さくて失くしやすいものはぜひともバッグ内側の小ポケットを利用してほしい。
そして、このバッグの最大の特徴とも言っていいのが、バッグの底部分までもが収納スペースになっていることだ。
まさにあこれもこれも持っていきたいライダーのために、余すことなく収納を可能にしたバッグなのだ。
「こんなとこまで何を入れたらええねん?」と少々持て余してしまうライダーには、靴をおすすめしたい。
靴、サンダル、ビーサン、なんでもよいがとにかく履物だ。
ツーリング用と遊ぶ用と履物を分けたい場合もあるだろう。
遊びにいった先で、美しい景色に絆されて川に入ってしまうこともあるだろう。
そんなときに代わりの履物を入れておくのにうってつけなのだ。
そして、このバッグには標準で防水カバーがついている。
カバーなしでも、バッグの生地自体に撥水性があるので、小雨程度ならどうってことない。
だが、夏の豪雨に見舞われたときは、秒速でこのカバーをかければ大事な中身を守ることが可能だ。
ここまでいろいろと説明を並べてしまったが、気になるのは「結局どれくらい物入るん?」に尽きると思う。
一応、約33リットルから38リットルくらいと目安はあるが、いまいちピンとこないかもしれない。
一つ例えていうと、このバッグがあればライダーなら一度はやってみたいラーメンツーリング、いわゆる「ラーツー」が余裕でできる。
ラーツーはツーリングで行った先のお店でラーメンを食べることを指す場合もあるが、ここではレジャーツーリングのガチ勢ということで、野外で自分で作って食べる場合を考えたい。
ラーツーに最低限必要な水筒、バーナー、鍋、カップラーメン、箸はもちろんのこと、形状にもよるがチェアやテーブルなども入れることができる。
これだけのものをハーレーに積み込むスペースを確保するのはなかなか大変なことだが、このシーシーバーバッグなら難なくやってくれる。
しかも生地も頑丈、作りも丈夫と来ているので、多少無理くり詰め込んだところで問題はないだろう。
頼りないバッグにありがちな「気づいたら、チェアの足貫通してバチボコに穴空いてんだがァ!?」みたいなことにはならないので、安心だ。
これが一つあるだけで今後のツーリングの楽しみ方が広がることは間違いない。
もっと詳しく見る>>MOMENTUM FREELOADER ダッフル
手ぶらは困る!普段用に使いたいなら365日愛用できる通常タイプ
次に紹介するのは、ツーリングには必ず何かしら持っていきたいライダーのための、365日使えるシーシーバーバッグだ。
レジャー用のサイズじゃさすがに邪魔すぎる、だからちょうどいいサイズの収納スペースがほしいというライダーの悩みをスマートに解決する。
MOMENTUM DEADBEATダッフルは、先ほどのMOMENTUM FREELOADERダッフルと同シリーズなので、クオリティは期待して大丈夫だ。
外見は見て分かる通り、先ほどのMOMENTUM FREELOADERダッフルとそんなに変わらないのだ。
違うのは、普段使いしやすいようにサイズが一回り小さく作られている。
サイズが変わったからと言って、バッグ自体の機能やバッグそのものの質は全く同じだから心配はいらない。
普段からどこにでも連れて行きたくなるような十分なキャパシティも健在だ。
裏側に回るとこんな感じ。
3つのベルトでガッチリシーシーバーに固定する設計になっている。
これのおかげで荷物はバイクに固定されて落ちないし、体は自由なままだ。
ハーレーに溶け込む黒のデザインが、たまたま隣を走っていたタンクローリーに映って思わずにやける。
そんな気分の高揚を許してくれるのが、クリアキンのクオリティなのだ。
次に間口だが、こちらも広く豪快に開けることができるので、カメラ好きや温泉好きのライダーもガンガン趣味のものを詰め込んでいける。
出発前もものが増えがちだが、ツーリングに出かけてからも油断しちゃならない。
サービスエリアに寄ったら最後、そんなつもりなかったのに、「車で来てたら持って帰れたのに!」って言いたくなるようなめっちゃほしいお土産とか見つけてしまうんだ。
このシーシーバーバッグを取り付けた暁には、そんなお土産も堂々と買って詰め込んで帰ってこれるのだ。旅の思い出とともに。
好きなものを思う存分詰め込んだら、MOMENTUM FREELOADERダッフルと同様、グリグリ先端を丸めて、バックルをカチャンと閉めるだけでOKだ。
そして、肝心の収納スペースも普段使い用なら十分すぎるだろうというくらい備わっている。
ツーリング中、すぐに取り出したいものは側面のスペースへ、細かい小さなものはバック内側の小ポケットに入れられるので、困ることはないだろう。
このバッグがあれば、ツーリング中ももちろん快適だが、ツーリングに行く前夜にワクワクしながらこのバッグに荷物を詰めたくなってしまうから不思議だ。
しかもMOMENTUM FREELOADERダッフル同様、片手でグイっとつかむことができる持ち手もついている。
ツーリング先でバッグをバイクから降ろすときは、この持ち手を掴めば片手での持ち運びが可能だ。
もし片手すら惜しい場合は、バッグの至るところに金具がついているので、付属のショルダーベルトを付けておこう。
たちまちショルダーバックになるので、両手を開けたままの移動もできる。
これなら両手にソフトクリームを持っていても大丈夫だ。
バッグの底部分には一つ収納スペースがあるが、これは防水カバー専用のスペースだ。
内側にはマジックテープがついていて、防水カバー側についているマジックテープとくっついて無くならないような設計になっている。
雨を防ぐだけならゴミ袋をかぶせてもいいのだが、せっかくならクリアキンのカッコいいカバーを使い続けてほしいとのことで、無くなりづらい仕様になっているのだ。
雨粒が顔に当たると地味に痛いが、豪雨になる前に大事な荷物にもカバーを活用したい。
最後に気になる容量だが、こちらは23リットルとMOMENTUM FREELOADERダッフルに比べると10リットル近く抑えられている。
「結局どんなもん入るん?」とこちらもいまいちピンとこないかもしれないが、例えてみると、スーパーの買い物かごがだいたい33リットルくらいなので、2/3くらいまでなら荷物を詰め込むことができる。
OMENTUM FREELOADERダッフル同様、生地と作りは頑丈なので、多少強引に入れても意外となんとかなったりする。
免許証、財布、スマホ、モバイルバッテリー、地図などの普段のツーリングに持っていくものなら、十分すぎるスペースがあるし、一眼レフやパソコンなども衝撃と熱を対策すれば問題ないだろう。
まさに365日一緒に連れていきたくなるような優秀なシーシーバーバッグなのだ。
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いかがだっただろうか。
今回取り上げたクリアキンのシーシーバーバッグは収納のキャパシティもさることながら、ライダーにとって何よりも重要なバイクとの「人馬一体」感を一切損なわないのだ。
バイクに荷物を取り付けることにより、ライダーは体への干渉を一切なしに、自由のままに走ることを許される。
のしかかる疲労からの解放、あまりの無敵感に、レッドブルを飲んでいなくても「俺、今翼を授かってるのでは?」と勘違いすること、間違いなしだ。
信号待ちにも関わらず、思わず鼻歌なんか歌ってしまうだろう。
ぜひ心身ともに自由になって、クリアキンのシーシーバーバッグとともに新しいツーリングを体感してみてほしい。
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