BMX用グリップで、発売以来、高い人気を集めていたVANSスニーカーのソールデザインのグリップが、昨年末、ようやくモーターサイクル用でもリリースされました。VANSブランドの高い人気もあり、現在でも品薄状態が続いております。
そこで今回、その人気の原因に迫るべくこのグリップをチェックしてみました。
誰もが知っているスニーカーブランド VANS(ヴァンズ)
スニーカーブランドVANS(ヴァンズ)。1966年の創業以来、スケートボード、BMX、サーフィン、スノーボードといったアクションスポーツを志す人達から高い支持を得、現在ではスポーツのみならずストリートファッションシーンでも欠かせないブランドとして絶大な人気を誇ります。
VANSスニーカーのシンボリックなソールデザイン
そのVANSのスニーカーが創業以来、採用しているワッフル(蜂の巣)形状のソールパターンは、そのグリップ性能の高さで多くのスケーターやBMXライダーから信頼を得ています。名称の語源でもあるパンケーキのワッフルにそっくりですね。
BMXブランドCULTとのコラボレーションにより誕生
そのグリップ性能とシンボリックなデザインに着目したのがVANSのチームライダーを抱えるBMXブランドCULT(カルト)。VANSとの交渉の末、ライセンスを獲得、CULTがデザインを興し、モトクロスや自転車のグリップメーカーで知られるODIが生産、2013年にVANSとのコラボレーションモデルVANS x CULT ワッフルグリップが誕生しました。
VANSの知名度もあり、発売後、瞬く間にベストセラーグリップに成長、フランジ付きやLOCK-ONタイプもリリースされ、昨年、遂にモーターサイクル用のグリップが発売となりました。
グリップを実際にチェックしてみました
味のある紙箱のパッケージを開けるとVANS愛好者にはお馴染みのパターンが目に入ってきます。
早速、今履いているスニーカーと比較してみました。ソールのデザインを忠実に再現しています。自分のスニーカーのソールがかなり減っている(笑)のでちゃんとした写真で比較してみました。
こう見ると、デザインの共通性がよくわかりますね。
VANS x CULT ワッフルグリップの詳細
ちょうど、強く握る親指、人差し指、中指に接する辺りがクッション性の高い六角形のパターンになっています。コンパウンドにはかなりこだわったようで、手にしっくり馴染んでくる絶妙な固さになっています。
VANSのロゴもグリップエンド側にしっかり入っています。逆側にはCULTのロゴが入ります。
グリップはエンド側が塞がったクローズドエンドタイプになっています。バーエンドを装着したい場合は、カットが必要となります。
当然ですが、モーターサイクルグリップの特徴である、スロットルパイプに使用する為に、片方の内径が広くなっています。
VANS x CULT ワッフルグリップのサイズ&カラー展開
ハンドル径は、1インチ径と7/8インチ径がございますが、当店の取扱いは、ハーレーサイズの1インチ径サイズとなります。
カラーは、今回紹介したガムラバーの他に、ブラック、ブラウン、オレンジ、オックスブラッドの5色(写真参照)に加え、グレイ、ホワイト、グリーン、レッド、虹色パープルが加わり、現在、10色と豊富なカラーバリエーションとなっております。
【ご注意】こちらの商品はラバーグリップのみとなりますので、別途スロットルパイプをお求めください。
締めとしてはありきたりな表現となってしまいますが、VANSマニアはもちろん、そうでない方にも満足いただけるラバーグリップに仕上がっています。グリップ交換を予定されている方は、是非お試しください。