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ハーレーの手入れ・洗車をしよう

ハーレーの手入れ・洗車をしよう

カスタムしてツーリングして楽しんでいるハーレー、しっかりメンテナンスもしていますか?毎日でも乗り回したい気持ちであったとしても、たまには愛車をねぎらって、ピカピカに磨いてあげることも大切です。ピカピカの愛車と出かけるのは気持ちが良いものです。

必要なケミカルはセットに

金属パーツ、革製品、プラスチック、ラバーなど、様々な素材をそれぞれ洗うということで、どれが必要になるか分からない。そんな人のためのスターターセットがHarley Davidsonから販売されています。

お掃除 スターターキット※取り扱い終了

小ボトルの4点セット。このセットに含まれている4つのケミカルさえあれば、殆どのパーツはピカピカに磨き上げることができるでしょう。通常のものよりも小サイズなので、初めて洗車をするという人にも、年に数回しっかりと洗車するという人にもピッタリのセットになっています。以下、含まれている商品の詳細です

サンウォッシュ・コンセントレイト

全ての部位に使用可能という触れ込みのハーレー純正洗剤。汚れ落としの立役者。

バグリムーバー

バグ=虫の意味。つまりは走行中にフロントにこびりついた虫汚れをキレイに落とすための洗剤。

ホイール&タイヤクリーナー

泥汚れやブレーキダストで汚れてしまったホイールをピカピカに。タイヤもキレイに。

グロスディテーラー

見た目の美しさを向上させるグロス。スプレーで簡単に光沢・つや出しが可能。

水洗いする時の注意点

しっかり洗うならやっぱり水洗いが一番です。しかし注意点はもちろん存在します。水に弱いパーツというのはやはりありますので。取り外しが可能な革製品のバッグなどはもちろん外しておいたほうが良いですし、エアクリーナーに関しても水にある程度は大丈夫といっても当たらないに越したことは無いので、ビニールをかぶせるなどして水がかからない用にしましょう。

シートに関しては、破れなどがなければよほど大量の水に晒さなければ大丈夫ではあるのですが、縫い目や溝に水が溜まって乾燥が不十分でないとそこから劣化する可能性は大いにあるので、あまり水はかからないようにしたほうがいいでしょう。エアダスターなどで水を吹き飛ばすなどしてしっかりと乾燥できる環境を作って下さい。
電装品については言わずもがな、防水仕様とはいえ油断は禁物です。軽く流すくらいであれば問題ないので、しつこく水をかけないようにしましょう。
水洗いである程度汚れを浮かせたら、洗剤を使っていきます。

洗剤はバケツに薄めて使う

ウォッシュミット

バケツに軽く水を張って、サンウォッシュを適量垂らして作った洗剤水を使って、スポンジか、ウォッシュミットなどの柔らかい洗車用品を使って泡立てながら全体的に磨いていきます。スポンジ側への汚れが酷くなったらバケツで洗い落とします。汚れは底に沈むので、洗剤水を含ませるときは上澄みを使うように意識しましょう。
あまりゴシゴシと力をかけると傷の原因にもなりますので、優しく行うことを心がけて下さい。

しつこい虫汚れ

サンウォッシュで落ちないくらいにこびりついてしまった虫汚れには、バグリムーバーを使いましょう。スプレーしてから少し時間をおいて、ウエスなどで拭き取ります。ウインドシールドは特に虫の被害が多いですが、それ以外にも、ヘッドライトやタンクなどにも付着していますのでそちらにも利用できます。

ウインドシールドクリーニングの様子はコチラで紹介しています。

タイヤ・ホイールを洗う

タイヤ・ホイールを洗う

タイヤやホイールは特に汚れている箇所なので、車体を磨くのとは別のスポンジを用意したほうが良いでしょう。
ホイール&タイヤクリーナーを汚れのひどい箇所に吹き付けて、汚れを浮かせてから洗います。ホイール周りを磨くときは、他のパーツと手が接触して怪我をすることもありますので慎重にやりましょう。ラテックス グローブのように耐ケミカルのグローブを着用するのもよいでしょう。ホイール&スポークブラシをつかって手で届かないようなところもキレイにしましょう。

スポークもきっちり磨くならラスターレースストリップを使うと隅々まで磨くことが出来ます。

洗い終わったらつや出し

ホコリやチリ、汚れが全てを流し終わったら、金属のつや出しをしましょう。光を反射して光沢感がますので、クロームメッキやプラスチックパーツがキレイに見えます。
グロスディテーラーをシュッと吹きかけて、ウエスなどを使ってすばやく磨くだけで、かなりの効果が期待できます。

しかし、ここで注意したいのは、吹き付けるパーツの種類。タイヤやブレーキには絶対にかからない用にして下さい。物にもよるかもしれませんが、基本的に艶を出すためのコーティング剤は、摩擦を減らしてしまうと考えて下さい。つまりブレーキが効きにくくなってしまいます。フェンダーなどのタイヤに近いパーツに吹き付けるときは、絶対にかからないようにカバーをかけるか、慎重に吹きつけてください。

ハーレーを洗車する時の心がけ

完璧にこなそうとすると、パーツごとに使用する洗車用品もケミカルもそれぞれ用意する必要があるので、事前の準備が非常に重要です。最適なケミカルを準備することができる知識がないと、逆にダメージを与えてしまうなんてこともあります。
今回紹介の中に含まれていない革製品のメンテナンスにも、気をつけるべき点はたくさんあります。

洗車講習会という催しをバイクショップによっては開催していることもあるので、そういう機会があれば一度行ってみるのもいいかもしれませんね。その道のプロに教えて貰う機会はなかなかありませんから、今後も愛車をキレイに保つためにもそういった機会は逃さずにいきたいですね。


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