ハーレーのクラッチが重くて手や指がつりそうになったりしていませんか?
今回はそんなハーレーライダーに朗報となるTAKS PERFORMANCE PARTS(タックスパフォーマンスパーツ)から発売されているT.P.P. VPクラッチの交換作業を取り上げてみたいと思います。
『TPPブランド』は世界的に有名なVPクラッチ(Variable Pressure Clutch可変圧力クラッチ)を開発し、過酷なドラッグレースから得られる技術をフィードバックし、グレードアップしながら製造されてきた経緯を持ちます。
シフトが入り辛くなったりクラッチが滑ることも無くなり快適になります。
低回転域や高回転域によってかけられる圧力が変化するので体感が少し変わりますが、純正比較でおおよそ40%ほどクラッチの重さを軽減するので、誰もが驚くほどの交換効果を体感する事ができる製品となっております。
商品はこちら>>T.P.P. VPクラッチ
作業準備
車両をジャッキアップし、車両を垂直にします。
作業準備を始めると共に、安全にご留意ください。
ダービーカバーの取外し
ダービーカバーを取り外します。
スプリングストッパープレートの取外し
スプリングストッパープレートを止めているボルトを2ヶ所外します。(左上写真参照)
クラッチレバーを握りプレッシャープレートを回して隠れている残りの1ヶ所のボルトを取り外してスプリングストッパープレートを取り外します。(右上写真参照)
標準のコイルスプリングの取外し
標準のコイルスプリングを取り外します。
ベースプレート、ボルト、ワッシャ、スプリング、スプリングプレートの取付け
VPクラッチキットに付属しているベースプレート、ボルト、ワッシャ、スプリング、スプリングプレートを取り付けます。
この時、ボルトは一旦締めてからスプリングプレートが少し動く程度に1/4回転ほど緩めておきます。
スプリングプレートの固定
次にVPクラッチ本体を先ほど取り付けたスプリングプレートに穴位置を合わせながら取り付けます。
取付ボルトにはネジロックを塗布してボルトが緩まないようにしっかり固定します。
既定のトルクでボルトの締めあげ
スプリングプレートを固定しているボルト2本を先に締めてクラッチを回して残りの1本をを既定のトルクで締めます。
完了
クラッチを握り違和感がなければダービーカバーを取り付けて完了です。
もう、ノーマルには戻れない
いかがでしたか?
作業工程自体はそんなに難しくはありませんが、クラッチ調整が必要になったりなどもします。クラッチは安全に直結する部分になりますので、作業に自信のない方はショップに依頼することをおすすめします。
軽やかなそのクラッチに、ノーマルには戻れない感動があります。
クラッチが最近重くて仕方ないなぁ~と感じられる方には大変おすすめの商品となります。
百聞は一見に如かず、百見は一試に如かず、ぜひお試しください。
今回のT.P.P. VPクラッチのことなどで分からなことなどがございましたら、お気兼ねなくご連絡下さい。
ハーレーの知識や経験豊かなスタッフがあなたの悩みを解決するお手伝いをさせて頂きます。
ご連絡お待ちしております。