昼夜とも気温が上がり湿気も多いこの時期、虫も増え走行中にぶつかることも多くなりました。
よく見るとウィンドシールドに虫汚れ、細かいキズも多くあります。
虫汚れは酸性のため表面にダメージが残りやすいので、早めの除去をおすすめします。 ついでに細かいキズも研磨してクリアな視界を復活させようということで、クリーニング手順の一例をご紹介!
汚れに合った適切なケミカルを用意
汚れ、キズを確認
全体的に汚れや細かいキズが見られ、シールドを通した視界も悪くなっています。
カスタムした愛車の見栄えも損なわれてしまいますよね。
虫汚れは特に目立ちます。このような汚れを見つけたらバグリムーバーなどの専用ケミカルで早めに落とし、シールド表面に虫の酸によるダメージが残らないようにしましょう。
ケミカル、掃除道具を用意
今回用意したものは以下の通り。
-
H-Dバグリムーバー -
バグイータースポンジ -
ノバスNo1・プラスチッククリーナー&プロテクタント※取り扱い終了 -
ノバスNo2・プラスチックスクラッチリムーバー
大きな虫汚れを除去
はじめにスポンジを使ってシールド表面をまんべんなく水で濡らします。 次にバグリムーバーを虫汚れの箇所にスプレーして、一分ほど置きます。
虫汚れを落とす際にはハーレー純正のバグイータースポンジがおすすめです。 表面をキズつけないまま汚れはしっかりと落とすことができる構造、さらに中心部はバー&シールドでくり抜かれてスポンジをつかみやすい形状となっています。
大きな汚れを落とした状態です。これだけでもずいぶんキレイになりましたが、表面にはまだ細かいキズが全体に残っています。
研磨とツヤ出しで仕上げ
研磨には世界中のモーターサイクル界で愛用されているNOVUS(ノバス)から、赤いボトルのNo.2スクラッチリムーバーを使用。
キズの表面に塗りこんでクロスで少し擦ったあときれいに拭き取ります。擦るときはそれほど力を入れなくても十分に効果を発揮します。
仕上げ、ツヤ出しは青いボトルのNo.1クリーン&シャイン。プロテクト効果でシールド表面の保護もしてくれます。
はじめの画像と比べると見違えるような透明感になりましたね。
雨の多い時期を見越してウォーターレベレントで撥水効果を高めれば、きれいな状態がさらに長続きするでしょう。
-
ウインドシールド・ウォーターレベレント※取り扱い終了