ハーレーは男性だけのもの?違いますよね。
近年ではハーレーに乗りたいと興味を持ち始めている女性もどんどん増えてきています。
だって素敵なお姉さんがカッコいいハーレーに乗っていたら、目を奪われちゃいますよね。
自分だってそんなふうになりたいと思うのは自然なことだと思います。
けれども、ハーレー女子になりたい女の子たちは身長がこれくらいしかないけど、大丈夫なんだろうかと不安になりがちです。
ハーレーっていったら大きさも重さも圧倒するものがあるので、そう思ってしまうのも仕方がないですよね。
そんな不安になっている女子たちへ、実際に身長はどれくらい必要なのか一緒に考えていきたいと思います。
【結論】明確な身長の基準はないが低くても諦める必要はない
大型バイクとなると、乗れるかどうか心配しているのは背の低い女の子だけではないんですね。
背が高い女の人も男性であっても不安になるものです。
中には身長だけじゃなく、体重や握力、運動神経なんかも心配している人もいます。
もちろんアメリカ製の大型バイクなので、背はあったほうがアドバンテージですが、なかったとしても努力と考え方によって意外とどうにかなる場合も多々あります。
経験上、ハーレーに乗れるようになった女の子たちはこんなふうに考えています。
- 身長よりも大型バイクを扱うコツを体得することが重要
- 最初は取り回しが下手なので、筋力があったほうが安全だがそのうち慣れる
- カスタムできればいくらでも自分に合わせることができる
中には身長が150センチくらいしかないけど、それでもハーレーに乗っている女の人もいます。
逆に、女性だけど170センチくらいあるから問題ない!とも言い切れないのがハーレーなのです。
背が低い女性がハーレーを選ぶときに気を付けたいこと
ハーレーを買うとなると、決して安くはない買い物ですよね。
意を決して買ったのに後悔することになってしまったという結末だけは迎えてほしくないと思っています。
そうならないためにも頭の隅に置いておいてほしいことがあります。
厳しいと思ったら中型から段階を踏んでもよい
ハーレーに乗るにはそれなりの覚悟が必要になってきます。
自分の体重よりもはるかに重い車体を取り回す覚悟とカスタムに手を出す覚悟は絶対に持っておいた方がいいと思います。
ハーレーに憧れる女性は増えていますが、その分ハーレーを楽しむところまでたどり着けずに手放す人もたくさんいます。
中にはいきなり大型免許をとってスポーツスターに乗っている女の人もいますが、個人差が大きいのもハーレーです。
ディーラーでハーレーを跨らせてもらって厳しいと思ったときには、背伸びをしすぎず普通二輪から取得するほうがいい選択になる場合もあります。
いきなり大型からいかなくても教習所代もそんなに変わらないことが多いですしね。
乗れるバイクではなく乗りたいバイクを選ぶ
これから買うハーレーが初めてのバイクであったとしても、そうじゃなかったとしても、可能な限り自分の「これに乗りたい」っていう気持ちを大切にしてほしいと思います。
身長の低い女性だと、「これだと足つき悪いから…」とか「これは腕が伸びすぎちゃうから…」とか乗りたい・乗りたくないの前にいろんな条件を引っ張り出して、それでしかハーレーを見られなくなってしまいます。
もちろんバイクなので、自分で乗りこなせるようになることは大前提なのですが、きゅんとこないバイクを買ってもそのうち乗らなくなってしまうんですよね。
結婚や恋愛と同じです。
経済力や職業だけで選んだ男とはすぐ別れちゃうみたいなもんなんですよね。
出会ったときのフィーリングを大切にする
カタログやバイク屋さんでハーレーを選んでいると、スペックとは別に「これに乗ってみたい!」っていう特別な感情が湧いてくることがあります。
無意識に湧いてくるフィーリングは本当に重要です。
そういう気持ちを無視してハーレーを買ってしまうと、あっという間に「持ってるだけで乗らないハーレー」になってしまいます。
おそらくフィーリングだけで選んだ車両は、足がまったくつかなかったり、ハンドルもかなり遠くにあると絶望的な状況かもしれません。
それでもどうにかなるのは、ハーレーには無限のカスタムの選択肢が残されているからなんですね。
背が低い女性の見方になるハーレーのカスタム
シート高がかなり高かったり、ステップがとんでもなく前についているのもあったりして、ハーレーによってカスタムの方法は当然変わってきますよね。
車両によるのであまり具体的なことは言えませんが、参考までにこんなカスタムができるよといったお話をしたいと思います。
不安定な足つきを改善
ハーレーに乗っているライダーをもっとも不安にさせるのが足つきの悪さですよね。
とはいっても、足つきを改善する方法はちゃんとあるのでどうにでもなる悩みでもあります。
「リアサスペンションのローダウン+薄いシートに付け替え」
これでだいぶ車高が低くなるのです。
これでもまだ車高が高い場合は、シートの内腿部分を削り取る加工をすることで、よりバイクの前のほうに座ることができるようになります。
ここまでやると足つき性を大幅に改善することができます。
ハンドルまでの距離改善
女性の場合、ハーレーに跨れたとしても手がグリップまで思うように届かないというのはよくあることです。
届いたとしても腕をギリギリまで伸ばした状態だとさすがに危ないですよね。
ハーレーで安全に公道を走るためにも自分の乗りやすいライディングポジションを取れるようにするのはすごく重要です。
そういうわけで、ハンドルが手間に来るようにしちゃいましょう。
クラッチ操作の改善
握力も女性にとっては悩みの種になりがちです。
これは男性のライダーにもよくあるのですが、ハーレーのクラッチが重すぎてしんどいという悩みです。
男性でも重いと感じるのだから、女性ならなおさら手がすぐに痛くなってしまうと思います。
クラッチの重さもカスタムの力で簡単に解消できるので、どうか諦めないでほしいと思います。
こういったパーツをプライマリーの中に組み込むだけであっという間に軽くなります。
いつまでも痛い思いをしてしまうとハーレーに乗るのが嫌になってしまうので、カスタムで辛さは解消してしまうのがおすすめです。
ここまでいろいろと語ってしまいましたが、もしハーレーへの憧れを持ってくれているなら是非乗りたいハーレーに乗ってほしいと思います。
身長に対して不安になる気持ちもあると思いますが、情熱があればあの手この手で乗り越えられる壁だったりするんですよね。
素敵な女性とカッコいいハーレーの組み合わせは、男性ライダーにはない魅力があります。
ぜひそんな素敵な女性になってカッコいいハーレーライフを楽しんでくださいね。