燃料系のカスタムで有名なピンゲル。アメリカでも多くのドラッグレースチームにパーツが採用され、高い性能と信頼性を誇っています。
オートバイパフォーマンスパーツの老舗
ピンゲルは1967年にモーターサイクルの燃料系パーツの開発とディストルビューターとして創立されました。
最高品質と名高いアルミビレットによるバイクのパフォーマンスパーツは海外のレースイベントでも多く見受けれられます。
世界中のレーサーから信頼され、その高い性能を買われているのです。
日本のハーレーライダーの間でも例外ではなく、キャブレターの時代には高い性能を誇るピンゲルの代名詞ハイフローペットコックの使用率が最も高かったことは有名です。
ドラッグレースで役立つパーツであるシフターシステムなども取扱があり、多くのレパートリーを有しています。
もちろんドラッグレースだけではなく、街なかのストリートや郊外を走るときでも使用することができ、耐久性のある高性能パーツとして40年以上、世界中で供給され続けています。
世界中で使用されているピンゲルの燃料系パーツ
ピンゲルの創立者であるウェイン・ピンゲルはアメリカ中西部の農場で育ち、ものづくりの魂を育みました。
自社製品の開発は1973年に開始し、その後カタログや国内広告の制作、消費者、ディーラー、販売代理店への販売、ハーレーダビッドソンのオートバイ用製品に焦点を当てた通信販売会社へと発展しました。
時がたつにつれて、ピンゲルはオートバイのドラッグレース用パーツを開発していくことになります。
世界中のレーサーにパーツを供給するため、様々な製造ラインを増やしました。
新しい燃料系のチューンナップを目指すピンゲル製品は外装だけでなくコックもカスタムしたい方や、純正コックの流量では満足出来ない方におすすめです。
ピンゲルのハイフローコックを使用することでキャブレターの性能を従来よりも向上させることができます。
ピンゲルの高性能バルブ
ピンゲルの高性能フューエルバルブは世界中で愛されている製品です。
ハーレーオーナーの間でもフューエルバルブをカスタムするのならピンゲル、という方も多く、性能の他に信頼性も抜群であると言えるでしょう。
高い濾過率と流量率は世界のドラッグレースシーンで活躍するピンゲルならではもの。
負圧式のフューエルバルブにより、バルブがオンの状態であってもエンジンさえ動いていれば燃料の流れが自動的に遮断されますので安心して取り付けることができます。
愛車のハーレーを内部から性能を底上げすることで、ツーリングの際もノーマルの方とは一味違った走りを実現できます。
フェアリングミラーに便利なパーツも
ピンゲルでは燃料系パーツの他にも便利な装着部品が出ています。
フェアリングミラー ドロップブラケットはハンドルをノーマルのものからカスタムし、高くした場合にフェアリングミラーがライダーの腕で隠れてしまうことを防げます。
せっかくハンドルをカスタムしても後方確認がしづらくなってしまえばツーリング時のストレス増加や、安全の面でもデメリットになってしまいます。
このパーツを装着すればミラーを下側に移動させることができ、後方視認性を改善することができます。
楽しいツーリングにはストレスフリーであること、安全であることが大事です。
走行中の風をさらに軽減
少し変わった商品としましてはVRSC用のウィンドシールドライザーがあります。
ハーレーダビッドソンでのツーリングは走行中の風が強くライダーに当たるため、防風対策をすることで身体の冷えを抑えることができます。
車体全体に対する風の流れも変わりますので、よりスムーズな走行が可能になることでしょう。
ピンゲルのウィンドシールドライザーは純正オプションパーツのスーパースポーツ・ウインドシールドに取り付けるためのステーです。
このライザーを取り付けることにより、ウィンドシールドの角度が変わり、風の流れをコントロールしてライダーへの抵抗を大きく軽減できます。
燃料系のパーツだけではないピンゲルは今後ともより多くのオーナーが快適にツーリングを行えるよう技術を追求していきます。