工具専門のブランドです。誰もが安心して使える高性能な工具を作り出す。それが「KTC」が長年掲げる目標です。商品開発に掛ける熱意をもとに高品質の工具の数々が生み出されています。
国産工具専門のトップメーカー
KTC（京都機械工具株式会社）は1950年に創業開始し、その後50年以上工具の究極の形を追求し続けてきました。
その名の通り、京都に本社を置く総合工具メーカーであるKTCはハーレーに使用できる工具だけでなく自動車専用工具やハンドツール、工具ケースなど多くのアイテムを取り扱っています。
会社としての工具開発目標に「軽くて強くて使いよい」ものを、というものがあり現在までに製品化された工具類は12000点に及びます。
KTCの工具は1950年に創業されて間もなく自動車の世界的トップメーカートヨタ自動車の搭載工具に採用され、「通産省優良自動車部品Ａ級」の認定を受けたり、「防衛庁指定銘柄」に選ばれるなど国産の工具として最高品質のアイテムを提供し続けています。
1995年には世界中のプロメカニック向けに最高品質工具「ネプロス」を発表しました。
「ネプロス」は鈴鹿サーキットの公認ツールとしても活躍しています。
KTCにはものづくり技術館というミュージアムも
KTCはKTCものづくり技術館という施設を有しており、ここはKTCとお客が話し合い、工具を使用する喜びや価値観を共有できる場所として誕生しました。
工場見学も可能であり、工具開発の現場を間近で見ることで、見た目だけではわからない臭いや音を肌で感じることができます。
さらに技術館内部ではKTCの工具およそ3000点を見学することができ、見て触れて工具を体験できます。
2階にはKTCの歴史展示コーナーや創業から現在までの工具類一覧、パンフレットの変化を全て見ることができます。
KTCの高品質な工具がどのようなにして開発されたのか、どのような人たちがこれらを使用しているのか、ガイド付きで詳しく説明してくれますので、学生の工場見学だけでなく普段自動車やバイクの整備にKTC製品を使用しているオーナーにもおすすめのミュージアムと言えるでしょう。
これさえあれば安心 KTCの工具セット
ハーレーのオーナーになるうえでは定期的な整備が欠かせません。
しかし、ハーレーの各パーツに使用するボルトやネジの規格は異なる場合があるため、どのような工具を購入すればいいのかわからない方も多いと思います。
KTCから発売している工具セットでは便利なドライバーやレンチ、ペンチなどが多く入っており、これ一つで様々な整備が可能です。
楽しいツーリングもメンテナンスを怠っていると思いがけないトラブルに見舞われて台無しになることがあります。
良いメンテナンスには質のいい工具を選ぶのが一番です。
日本から世界に向けて工具類を販売しているKTCの工具セットで日々のメンテナンスを行い、安心のツーリングを実現しましょう。
使いやすい樹脂柄ドライバーセット
KTCでは工具セットの他にもドライバーのみのセットも人気です。
樹脂柄ドライバーセットはデザインが全体的に角を強調しており、新しい形となっています。
これにより大きなトルクを出しやすく、押し方向にも非常に有効な四角形状です。
また、プラスドライバーかマイナスドライバーかをメンテナンス中に瞬時に判断できるようにグリップエンドはマイナスが緑色、プラスが赤色と分けられています。
プラスドライバーはビスとのギャップが少なくなっており、カムアウトを減少させるKTC独自設計を取り入れています。
ネプロス 木柄ドライバーセット
KTCのネプロスシリーズは1995年にプロのメカニックへ向けた商品として開発されました。
性能を極限まで追求した最高のフォルムを保ち、驚異的な強度をうちに宿しながらも美しい輝きを放つ最高級工具です。
KTCの50年以上に渡る商品開発の結晶ともいえるシリーズで、工具デザインには人間工学や力学を取り入れ、使い勝手の良さは抜群。
革新的な設計思想により実現した今までにない製造技術を利用し、先進的でありながらも工具としての原点を目指しました。
ネプロスの開発にあたってはメンテナンスの作業に要求されるプロセスを全て想定し、プロのメカニックの整備感覚を詳細にトレース、そして開発者がそれをもとに発想し製品化する。全ての理想的な工程をクリアし、メカニックの完成に合致した工具が完成しました。