ハーレーダビッドソン用を専門に、シートやバックパッドなどの革製品を製造・販売しているパーツメーカーです。
1972年に設立されたハーレー専門のシートメーカー
設立者であるボブ・レペラの技術は、革製品を製造することを生業とする両親に元で、幼い頃から磨かれていました。まだ10代の彼が作り上げた革製品は、すでに注目を集めていました。
ボブの溢れんばかりの才能は、まず車に向きました。16歳の頃、ホットロッドというカスタムカーに興味を持った彼は仲間と共に、独学で車の内装を自作。その出来栄えを見た周囲の人たちによってたちまち評判が広がり、ボブの元に沢山の依頼が舞い込むようになりました。
それからしばらくして、ボブはハーレーに出会い、いくつものシートを作り始めます。独立を考えていたボブは、ハーレーとの出会いをきっかけに自分を才能をハーレーに捧げることを決めたのです。
こうして才能あふれるボブによってハーレーのシートを専門として製造するメーカーとして1972年にLe Peraは設立されました。
ハーレーのシートといえばLe Pera
ハーレーのカスタムシートといえばどこのメーカーが有るかと問われた時に、Le Peraはまず外せないでしょう。高い品質を保ちながら、シートとしてはそれほど高くない部類に入ることも要因の一つでしょう。
トップグレインレザーなどの品質の高いレザーを使用し、美しく仕上げられたシートは目に見えない部分にまで丁寧に作り上げられています。ハーレー用のシートだけを作り続けてきた職人の技が一つ一つに詰まっています。40年以上の歴史の中で積み上げ続けられたシートは、世界中でも愛され続けています。
カスタムシート業界の最先端デザインを作り上げることにも一役買っており、カスタムシートを語る上で外せない存在になっています。
設立者であるボブは残念なことに2008年に亡くなってしまいましたが、現在はボブジュニアがLe Peraが意思を継ぎ、今も変わらぬ職人技を奮っています。
シャープなイメージを与える
シンプルでスポーティーなデザインのカスタムソロシート。スッキリした印象もあり、低めに作られたシートは車両のシャープ感を引き出します。
丁寧に作り上げられたカスタムシートは、低品質のものに比べて型崩れを起こしにくく、しっかりと腰回りを支えてくれる相棒になってくれるでしょう。
体を支える大事なシートです。自分にピッタリのものが見つかると、ツーリングが更に楽しいものになることでしょう。
ワイドサイズでしっかりと支える
確かなホールド感のあるシートを装着すれば、ロングツーリングでも疲労感も少なく過ごせます。CHEROKEE CUSTOM シートは30cm幅のシート部分でハイバックシートでしっかりと体を支えることができるようになるでしょう。
一見するとなめし革のように見えるノーガハイドと呼ばれる人工革を使用しており、革の質感を感じながらも高い耐水性を備えたシートになっています。
チョッパースタイルにするには最適なシートです。
2人乗り用カスタムシート
ツーリングに誰かを連れていきたいと思ったら、シートを2人乗り用に変えることになるでしょう。そんな定番カスタムシートがMAVERICK。2人乗りをする時は運転の感覚がかなり変わりますので、いきなりのロングツーリングは控えて少し練習してみたほうが良いでしょう。
MAVERICKはバックレスト付きも販売しているので、走行中は背中を安定させることができます。足つき性が向上しているので安心感もアップ。
見た目にもスタイリッシュにステッチが施されています。機能性だけでなく、デザインにも気を配われています。
Le Peraのステッチには様々なパターンがあり、シートによってはオプションで選択することもできます。複雑な模様にデザインされたステッチは非常多くの人を魅了しています。