今回はS&S社のクラシカルスタイルの決定版!!2in1 エキゾーストシステムの取り付け作業をご紹介します。取付車両は2023年FXLRSTです。
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取り付け車両モデル:2023年FXLRST
0.作業準備
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0-1 車体をジャッキアップして車両を垂直にします。右側のサドルバッグを開けてロックを外しサドルバッグを車体から取り外します。
1.O2センサーコネクターの取り外し
1-1 右側のサイドカバーのボルト2本を外してサイドカバーを外し、サイドカバー下にあるロワーカバーも取り外します。
カバーを取り外すと目に付くグレーのカプラーがリア側サイレンサー用のO2センサーのカプラーになりますので、まずはこれを外します。
1-2 今回はフルエキゾーストマフラーの交換になりますので少し下にあるリア側エキパイ用のO2センサーのカプラーも取り外します。
1-3 次にトランスミッションサイドカバーの下辺りにあるフロント側サイレンサー用のO2センサーのカプラーを取り外します。
1-4 最後にリアブレーキマスターシリンダーの内側辺りにあるフロント側エキパイ用のO2センサーのカプラーを取り外します。
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1-5 カプラーが外れたら配線を固定しているタイラップ等を外してマフラーを外した時に引っかからないようにしておきます。
2.サイレンサーの取り外し
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2-1 ヒートシールドを固定しているバンドのボルトを緩めます。硬くて回らない場合や錆びている場合はネジ部分に潤滑剤を塗布してから回してください。
2-2 リア側のサイレンサーとエキパイを固定しているクランプを緩めて、サイレンサーとブラケット固定しているボルト2本を緩めて取り外します。
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そのまま後ろに引き抜こうとしてもブラケットに干渉して抜けないので干渉しない位置までサイレンサーを回転させてから引き抜きます。抜けにくい場合は前後左右にサイレンサーを揺すりながら引き抜いてみてください。
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2-3フロント側のサイレンサーもリア側と同様に引き抜きます。
3.エキパイの取り外し
3-1 エキパイを取り外す際に干渉するフットペグのマウントを取り外しますが、今回交換するS&S製のマフラーは専用のブレーキレバーに交換する必要があるので合わせてブレーキレバーも取り外します。
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3-2 エキパイを固定しているナット4個を取り外して車体からエキパイを取り外します。
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3-3 エキパイが外れたらエキパイに付いているO2センサーをフロント、リア共に外し、フランジもエキパイから外します。
3-4 ノーマルのエキゾーストブラケットからサドルバッグのマウントをボルトを緩めて取り外し、エキゾーストブラケットを固定している2本のボルトを緩めて車体からエキゾーストブラケットを取り外します。
4.新品のマフラーを取り付ける前に
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4-1 交換するS&S製のエキパイにノーマルから取り外したO2センサー、フランジを取り付けます。
4-2 社外のマフラーは基本的にサイレンサー側のO2センサーは装着できなくなりますのでサイレンサー側のO2センサーのカプラーにO2センサーキャンセラーを取り付けてエンジンチェックランプが点かないようにします。
4-3 エキゾーストスタッドボルトとナットは高温になり錆びやすいのでアンチシーズ(焼き付き防止剤)を塗布しておきます。
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4-4 今回装着するS&S製のマフラーは専用のブレーキレバーに交換するためブレーキレバーに付属しているリンクに付け替えます。
リンクを取り付けるシャフト部分には取り付ける前にグリスを塗布してください。
5.マフラーの取り付け
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5-1 付属のマフラーブラケットとサドルバッグマウントブラケットを車体に取り付け、サドルバッグのマウントを取り付けます。
O2センサー、フランジを取り付けたエキパイを車体に取り付けます。この時ナットは完全には締めず仮付けまでにしておきます。
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5-2 サイレンサーに付属のクランプを取り付けエキパイに差し込んでマフラーブラケットにボルト2本で固定します。
5-3 エキパイやサイレンサーがエンジンやフレームに干渉していないことを確認してからフランジのナット、サイレンサーを固定しているボルトを締め付けて固定します。
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5-4 サイレンサーに付属のクランプを取り付けエキパイに差し込んでマフラーブラケットにボルト2本で固定します。
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5-5 サイレンサーとエキパイを固定するクランプをヒートシールドに干渉しないようにボルトの位置を調整して締め込みます
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5-6 取り外して交換しておいたブレーキレバーとフットペグマウントを付属のスペーサー、ボルトを使用して車体に取り付けます。この時取付ボルトにはネジロックを塗布してから取り付けてください。
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5-7 エキパイに付いているフロント、リアそれぞれのO2センサーのコネクターを取り付けて、ボルトの締め忘れが無いかを確認して、サイドカバー、サドルバッグを取り付けて完成です。