1970年代以降、米国の主に大都市で生まれ育った新世代のチカーノをチョロと呼び、彼らが手掛けるソフテイルベースのカスタムがチカーノ(チョロ)スタイルとして人気を集めています。
チカーノとはメキシコ系アメリカ人のことで、もともとは社会的に虐げられる存在としてネガティヴなニュアンスが強かったようですが、60年代にチカーノ運動が活性化して以降、民族的・文化的アイデンティティを託した言葉でもあります。
今回は様々な意味合いを持つ言葉でもあるチカーノ(チョロ)スタイルにスポットを当ててそのスタイルにピッタリのパーツをご紹介していきます。
是非、愛車のカスタムの参考にしてみて下さい。
チカーノ(チョロ)スタイル定番の左右独立マフラー
チカーノスタイルを目指す上で絶対に外せないパーツはもちろんマフラーです。
独立タイプで左右両出しのリアフェンダーよりも長いフィッシュテール(シャークフィン)マフラーが車両をよりシャープに引き締めてくれます。
段差などで擦ってしまいそうですが気にせず、より長いものを装着しちゃいましょう。
FREEDOM PERFORMANCE exhaust シャークテイル シグネチャー デュアルシステム
エキパイ側にはヒートシールドで見た目はとても美しく、左右独立のマフラーが愛車をよりスタイリッシュに惹きたてます。
Bassani トゥルーデュアル フィッシュテール
左右独立パイプのフィッシュテールタイプ。長さが30、33、36インチの3種類の設定があり、好みの長さを選択できます。エキパイ部分はヒートシールドが付属しております。
Bassani トゥルーデュアル フィッシュテール
エキパイ部分のサイズは1-3/4インチフィッシュテールのボディーサイズは1-7/8インチと細身でサイレンサーは入っておりませんので、歯切れの良いサウンドです。
18インチオーバーのエイプバーハンドル
チカーノ(チョロ)スタイルの2つ目の特徴はハイポジションのエイプバーハンドルです。
あまり高い位置にグリップがあると乗りにくかったり、疲れてしまいますが、スタイル重視で18インチオーバーのエイプバーを取り付けてカッコ良く乗りこなしましょう。
車体は低く、ハンドルだけ高くカッコ良いですね。
エイプバーハンドル クローム
スタンダードなエイプバーハンドルです。少し手前のプルバックとエンドの垂れさがった形状は、定番ですね。
ファットエイプバー
ノーマルハンドルよりの一回り大きい1.25インチ径のハンドルを採用しており、配線類はハンドル中通しできるため、ハンドル周りがスッキリします。
STRIPPER ハンドルバー
Todd's Cycleのカスタムバイクで多く採用されている定番のハンドルバー。厚めのパイプを使用し高い強度を誇ります。
インチアップしたフロントのスポークホイール
フロントホイールを21インチにインチアップしたスポークホイールがチカーノ(チョロ)スタイルの定番です。
50本ファットスポークタイプや80本スポークタイプが主流で合わせてホワイトリボンのタイヤを装着するとカッコ良さが増します。
RIDE WRIGHT 50クロームスポーク フロント用
ビレットアルミニウムのハブ、ステンレススチールのスポーク、スチールリムのホイール構成。50本のスポークが太く印象的なフロント用カスタムホイールです。
RIDE WRIGHT 80スポーク フロント用
トラディショナルなスポークホイールですが80本もスポーク組込んだことにより、クラシカルでありながらモダンスタイルになり、現行バイクにもマッチするカスタムホイールです。
MERC WIREホイール
パフォーマンスマシーンらしいコンテンポラリーなスポークホイールです。リムとハブはアルミ製で、スポークはステンレス素材になっております。
フォグランプやクロームメッキパーツの多用も
フォグランプもチカーノ(チョロ)スタイルを極める上で重要なアイテムです。ベース車両でよく用いられる車両のFLSTNにはノーマルで装着されているので重視されませんが付いていないモデルをベースにする場合は是非忘れずに取り付けましょう。
また、エンジン回りやハンドル周りなどクロームメッキパーツを多用して愛車を煌びやかにすることも重要です。
スポットライトバー
クロームメッキのスポットライトのブラケットです。リプレイスメント用としても新たにスポットライトを追加したい車両に必要なアイテムです。
4インチ スポットライト
純正サイズよりも少し小ぶりなスポットライトです。トリムリングのデザインが異なる2種類をご用意いたしました。
クローム ハンドコントロールキット 1996年以降用
ハンドル回りのクロームメッキ化に欠かせない定番のアイテムです。純正スタイルに近いデザインでリーズナブルな点もお勧めのパーツです。
ハンドル以外は低くそして長く
車両をよりスタイリッシュに見せるには車体を低く見せることが重要です。
ロワリングキットやエアサスなどを用いて車高を低くして、そしてなるべく薄いシートをチョイスすると良いと思います。
LEGEND エアーサスペンション ソフテイル用
手元のスイッチ1つで車高の調整ができるエアーサスペンション。ノーマルの車高から3インチのローダウンまで幅で調整ができます。
イージーロワリングキット
サスペンションの分解をせずに組み込めるロワリングキット。1-1/2'(38mm)のローダウンになります。
BUTTCRACK ソロシート
ライダーの骨格に合うようにデザインされたシートは、乗り心地は快適、車両との一体感がとても美しいです。
ソフテイルモデル以外でも
ベースモデルは必ずしもソフテイルモデルでなければいけないということはありません。ロードキングモデルをベースにする場合や旧車をベースにする場合もありです。
特にロードキングモデルとの相性は良いと思います。ロードキングモデルに乗られている方はカスタムの参考にしてみてはいかがでしょうか。
FREEDOM PERFORMANCE exhaust シャークテイル スリップオンマフラー
クラシックスタイルの定番、フィッシュテイルエンドのマフラーでボディーに負けない存在感のある外観と迫力の重低音サウンド。
Bassani フィッシュテールスリップオンマフラー ツーリングモデル用
16ゲージの肉厚のパイプは音割れしにくく、外径2-1/4インチ径のパイプからは歯切れの良いサウンドを奏でます。
ファットエイプバー
ノーマルハンドルよりの一回り大きい1.25インチ径のハンドルを採用しており、ツーリングモデルの重厚な雰囲気にマッチします。
カスタムにこれを付けなければいけないと言うことは無いので、自分がカッコ良いと思ったり好きなパーツを付けて自分なりに愛車をカスタムすれば良いと思います。
なんとなくこんな風にしてみたいと思った時、装着するパーツに迷ったらに参考にして頂ければと思います。