グリップやレバーを握ったままだと操作しづらいターンシグナルスイッチを、付属の両面テープで貼り付けるだけでターンシグナルの操作がやり易くなるKIJIMAのターンシグナル エクステンションレバー。気軽に装着できることでハーレー乗りの中で高い装着率を誇る人気商品です。
その商品が今回リニューアルされましたので早速チェックしてみました。
両面テープで貼り付けるだけの簡単装着
前のモデル同様、取り付けはいたって簡単です。付属の脱脂材でスイッチの表面をきれいにしてから、同じく付属の両面テープでアルミ製のエクステンションレバーを貼り付けるだけです。
スイッチボックスを分解して取り付けるエクステンションキャップは工具が必要だったり、装脱着の際に部品を破損したりしないか心配になったりしますが、こちらの商品はものの数分で装着完了してしまいます。
装着の際、注意する点は、メーカーの取扱説明書にも、「両面テープを接着してすぐに使用する事はなるべく避けてください。できるだけ、2~3日程後に使用する事をお勧めします。」と記載されていますが、接着が定着するまで時間を置くのがキモとなっています。
エクステンションレバーの操作性
ノーマルのターンシグナルスイッチはデザインの関係からスイッチの真ん中ぐらいを押さないとしっかり操作できませんでした。
手の大きい人はいいのですが、手の小さい方や女性などにはスイッチ操作するのにグリップを持ちかえたり大変ですが、これを解消するのがエクステンションレバーです。
旧モデルからの変更点1
ハーレーのターンシグナルスイッチはアールがかった曲面になっているのですが、以前のエクステンションレバーは外側が横に伸びているのでスイッチの曲面に密着できませんでした。それが使用していると緩みの原因にもなっていました。
新しくなったエクステンションレバーはスイッチの曲面にぴったりフィットするようにデザインされ、装着後の緩みの心配も無くなりました。
※両面テープで接着する製品の特性上、部品が剥がれ落ちる場合がありますので、取り付けの際はしっかりと貼り付けの確認を行い、使用中も定期的に剥がれの確認を行ってください。
旧モデルからの変更点2
以前のエクステンションレバーは、手により近づける為か、横に大きく伸びていたのですが、スイッチを押す親指からすると後ろ側に位置し、ウインカーを出すのに親指を反る必要があり、2アクション必要でした。
新しくなったエクステンションレバーは、スイッチへのアクセスが最小限で済む効率的なレイアウトになり、グリップを握った親指により近づくことで、1アクションで操作ができるようになりました。
リニューアルされて値段が少し上がりましたが、分解して取り付けるエクステンションキャップよりはまだお値打ちな価格となっております。
ウインカーを出しづらいとお悩みの方はこの新しく生まれ変わったエクステンションレバーを是非お試しください。