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エアフィルターの交換【2008年FLHR】

エアフィルターの交換【2008年FLHR】


愛車のハーレーのメンテナンスは定期的に行っていますか?
意外と交換するのを忘れがちなエアーフィルターの交換方法のご紹介です。
長い間フィルターを交換していないと汚れが詰まってしまい、パフォーマンスや燃費が悪くなります。
ザックリとしたイメージを持って頂きたいので、人で例を上げますと、エアクリーナ・エアフィルターは人の鼻と同じような役割になります。
風邪や花粉症などで鼻などが詰まってしまうと、人も呼吸がしづらく調子を落としてしまいますよね。
愛車も快適に走って欲しい。エアフィルター交換はパフォーマンス維持の要の一つであります。 初めての方でも簡単に交換出来ますので、普段フィルター交換をやらない方もこの機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。
今回整備した車両は、2008年FlHRです。
使用しているフィルターはOEMリプレイスメントフィルターです。

商品はこちら>>OEMスタイル リプレイスメントフィルター

エアクリナーカバーの取り外し

エアフィルターの交換【2008年FLHR】

安全を考慮して、エンジン停止直後に作業は行わないようにしてください。
まず、エアクリーナーのカバーを取り外します。
ヘックスレンチを使用して簡単にカバーを取り外すことが出来ます。
ここで、1つ気を付けて頂きたいのはカバーが大きくて掴みにくいので、この作業時にカバーを落とすことが多いです。
ある程度ボルトを緩めたら、片手でカバー支えながら外すのがポイントです。
せっかくのクローム部分が傷が付いてしまっては大変です。

エアフィルターの取り外し

エアフィルターの交換【2008年FLHR】

カバーを外すと大きなフィルターが見えます。
ブラケット(3本のボルトが留められている三角形の部品)を挟んで 3本のボルトでエアフィルターは固定されています。
この3本のボルトは星形のトルクスになります。
外側のカバーは六角形状のヘックス、内側はトルクスなので事前に工具の準備を忘れずにしましょう。
ちなみにトルクスボルトはドライバーとネジとのかみ合いが強く、ネジの頭を痛めること(カムアウトしにくい)のが特徴です。
ハーレーではエボリューションモデル以前は使われておらず、1999年以降ツインカムモデルの登場から多用されているボルトになります。
古い車両の方には必要にない工具ですが、新しい車両にお乗りの方は必須の工具です。

エアフィルターの交換【2008年FLHR】

バックプレートがブリーザーオイルで汚れているので取り付ける前にウエスなどで拭き取って
綺麗にしておくことをお勧めします。

エアフィルターのビフォーアフター

エアフィルターの交換【2008年FLHR】

上記写真、左側が新品フィルター、右側が今回取り外しをした古いフィルターになります。
一目瞭然ですね。
一般的的に、エアフィルターを取り付けてから4,000kmで点検・清掃といわれ、
10,000kmの段階で交換になります。
パフォーマンスを考慮すると守っておきたい目安になります。
純正エアクリーナーは乾式ペーパータイプを採用しています。
点検・清掃の際にエアーなどで吹き飛ばない油汚れが付着している場合は清掃ではなく交換をお勧めいたします。

新しいフィルターを装着する

エアフィルターの交換【2008年FLHR】

フィルターを装着するときは、予めブラケットとフィルターをボルトで付けておきます。
エアクリーナー本体にフィルターを当てながらボルトを締めようとするとぐらついてなかなか上手く行きません。 先にボルトがフィルターを貫通するくらいにしてからエアクリーナーへ固定していきましょう。
3本のボルトを締める際には3箇所ともトルクが均等になるように徐々にしっかりと締めてきましょう。

カバーを元に戻して完了

エアフィルターの交換【2008年FLHR】

エアクリーナーのカバーを外した時と同じ工具で取り付ければ作業完了です。
10分から15分程度の作業で完了することが出来ます。
とても気軽です。
実際に愛車の消耗品交換をすることで調子を図ったり、愛着が増して更に可愛がりたくなったりもします。
エアフィルターに限らないのですが、走行距離はメンテナンスの分かりやすい目安になります。
定期的に走行距離チェックを行うことで点検・清掃・整備を行うことでトラブル防止につながりますので走行する時には距離も気にしてみて下さい。



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純正スタイルと同じペーパータイプのリーズナブルなエアフィルター。
商品ページ詳細部分に適合を掲載しております。
愛車の適合をお調べ頂きご注文下さい。
適合が分かりにくい場合などは、お気兼ねなくお問い合わせ下さい。

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