品質の高い製品を出しているスウェーデンの工具メーカー、バーコです。 世界初のモンキーレンチを開発するなど、業界でもトップの名声があります。
世界初モンキーレンチを開発
世界で初めてモンキーレンチを開発したメーカーとして世界中で知られているメーカーがバーコです。
自動車やハーレーダビッドソンなどのオートバイだけでなく、今ではどのような状況でも使用される工具となったモンキーレンチですが、バーコがなければ当たり前に存在することもありませんでした。
スウェーデンは質の良い鋼が取れる産地としても有名で、軽量ながらも耐久度が非常に高く、モンキーレンチの他にはニッパーに使用される場合が多くあります。
その鋼から作られる堅実な作りの工具とバーコのイメージカラーであるオレンジがバーコ製品の証です。
バーコでは工具類は一通り開発しており、ハンドソーやペンチにツールボックス、はさみなどもあります。
全ての製品の品質は非常に高く安定していますので、工具はバーコで揃えるバイカーも珍しくありません。
工具メーカーの老舗 バーコの歴史
バーコは1886年に創業開始し、120年以上にわたり工具を開発してきました。
バーコのロゴマークは魚と釣り針のアイコンで知られ、1999年にはスナップオン・インコーポレイテッドの傘下へ入りました。
世界的に有名な工具類メーカーとして知られるバーコですが、120年の歴史を誇る中では鋸刃のメーカーとしても多くの実績があり、ユーザーに信頼されています。
バーコの鋸刃はサンドフレックスというブランドになっており、一般の方からプロの方まで幅広いニーズに応えられるだけの耐久性と性能を誇っっています。
バーコサンドフレックス・バイメタル・ハンドソーは作業時の安全性の追求と折れにくさでは右に出るものはないとまで言われています。
切断できる素材につきましても、木材はもちろんのこと、ステンレス鋼や合金鋼など様々な材料を素早く切ることができます。
バーコの技術と人間工学
多くの工具類を取り扱っているメーカー、バーコ。
その中でもモンキーレンチと並んで人気が高い製品がニッパーやラジオペンチなどのハンドツールです。
バーコのハンドツールではグリップ部分が人間工学に基づいた設計になっており、エルゴハンドルと呼ばれています。
設計としては2種類の異なった素材を採用しており、それぞれのメリハリが効くことでグリップ感を快適なものにさせています。
もちろん長時間握ったまま使用していても疲労が溜まらず、握り手部分は日本人にも使いやすいサイズなので安心できます。
カラーはほとんどがバーコの特徴的なオレンジとブラックで構成されています。
ひと目でバーコのハンドツールだとわかることも様々な工具を揃えているうえでは大事なことです。
伝統のモンキーレンチ
世界で初めてモンキーレンチを開発したバーコの一番人気製品はもちろん伝統的なモンキーレンチです。
良質のスェーデン鋼のボディーや、ガタの無いアゴ部分、強力な締め付け、精度など、他のメーカーの追随を許しません。
今では工具を普段使わない人でも知らない人はいないと言えるほどモンキーレンチは有名になりました。
驚くのはバーコの歴史120年の中で6度しかモデルチェンジをされていないことです。
20年に一度しかモデルチェンジをしていないという事実は初めての開発の際に既に完成度が高い工具であったことを証明しています。