冬用インナーグローブのご紹介!
冬のツーリングで一番の困りごとは「寒さ」なのは言うまでもありません。 上半身下半身ともにインナーを着込めばある程度身体に直接風があたるのを防ぐことはできます。 手はどうでしょうか。ウィンターグローブだけ着用している方が多いのではないでしょうか。 しかしウィンターグローブだけでは防寒対策としては不十分です。 たった一枚インナーグローブをウィンターグローブの下に着用するだけで冬のツーリングが楽になります。 今回は冬にピッタリな当店オススメのインナーグローブをご紹介します。
ウィンターグローブを改めて購入しなくても良い
寒い季節のツーリング専用でグローブを購入されている方は多いと思います。そうなると夏用・冬用と季節によって使い分けをしなければいけません。 しかしインナーグローブを一つ持っていれば、夏用冬用関係なく一枚のグローブで事足ります。(半指やメッシュグローブを夏用に使用している方はその限りではありません)
ハンドルディフレクターを装着しなくても風をガードすることができる
走行風から手をガードするにはハンドルディフレクターを着用すれば風よけとして機能します。 機能は良いがハーレーの外観としてちょっと…と二の足を踏む方もいらっしゃいます。インナーグローブを着用すればハンドルディフレクター以上とまではいきませんが、ある程度風をガードする効果を期待することができ、ご自身の車両のカスタムの邪魔をしません。
おすすめのインナーグローブのご紹介
まず良いインナーグローブというものはどういったものでしょうか。
・手にフィットする
・生地が厚すぎずアウターのグローブが着用しやすい
・防寒・防風・保温等の機能が充実している
などが重要な部分ではないでしょうか。
今回ご紹介させていただく商品は上記ポイントをおさえたものです。さあ早速当店オススメのインナーグローブを3商品ご紹介します!
1.Moose Racing Abrasion-Resistant Glove Liners
商品の素材について
使われている素材の「Tuff-n-Lite(タフライト)」は、2007年よりアメリカで営業をはじめた「Tuff-N-Lite(タフライト)」社が開発した素材です。 Tuff-n-Lite(タフライト)素材は、ストリートバイク、スポーツ、軍需・防衛産業等々…数多くの業界で使用されており、優れた強度、耐摩耗性、耐熱性、柔軟性をもっています。 加えて、高い断熱性も併せ持っていますので、寒風を身体に通しにくくなります。また、コットンのように柔らかいですが、強度は鉄の15倍もあるという研究結果がでております。 そのためご自身の安全性もより高まる素材です。
着用の感想
見た目が完全に軍手のようです。断熱性は本当に機能としてあるのか?と疑ってしまう見た目です。 着用してみると案外しっかりとしたつくりでおどろくことでしょう。 Tuff-n-Lite(タフライト)は今回ご紹介するほかの2商品に比べてると伸縮性は少な目です。
アメリカサイズなので若干大きく感じることでしょう。 担当の手の大きさは手周りが210mmほどで、この商品のサイズ表でいくとMサイズがぴったりです。手自体のサイズ感はピッタリですが、手首部分はスカスカで余裕がでてきております。 しかし、アウターグローブがインナーグローブを覆うので、手首部分が余ってしまっても着用には問題はありません。
はめ心地は良く、アウターグローブをしても動作はきついと感じることはありませんでした。 ゴワついたり、不快な感じはしませんでしたが、商品自体の匂いが結構きついなぁと思いました。なので、初回使用の前に一度流水で洗って匂いを落としてから使用しても良いかもしれません。 いまアメリカで話題の新素材「Tuff-n-Lite(タフライト)」を使用してみてはいかがでしょうか?
2.ATオートサーモアンダーグローブ
商品の素材について
使われている素材の「エクス」は「吸湿発熱素材」と呼ばれており、スポーツウエアや肌着等に使われております。ユニクロのヒートテックもこの素材を使用しております。
機能は大きく3つあり、
1.発熱効果
2.湿気を放出
3.抗菌・消臭
の3つです。吸湿発熱素材と命名されているとおり、肌の水分を吸収して熱を発します。ただし、ずっと発熱を続けることはありません。繊維の吸湿が飽和状態になるとそれ以上は発熱することはありません。
着用の感想
担当はS-Lがぴったりでした。しかし、L-XLでもはめれなくはないですね。これは生地に伸縮性があるので手にフィットしやすいという特徴があるためです。 手首側にくる生地の長さが若干違います。 このインナーグローブはあまりサイズは気にせずに選ぶのがよいかもしれないですね。
見た目は割と生地が厚めに感じるが触ったり着用すると案外生地の薄さにおどろくと思います。画像のように生地が広がった状態だと、肌がうすくみえるような感じになります。
はめ心地は悪くなく、アウターのグローブをしても手の動きや指の動きはまったく問題なく動作させることができた。 ユニクロのヒートテックと同じ素材だが、それを想像してはめるとちょっと肌に当たる感じが違って戸惑ってしまうかもしれない。 肌に当たる感じは軍手のような感じでサラサラとはしていない。
3.フリースインナーグローブ
商品の素材について
ポリエステルを使用しております。ポリエステルは吸湿性が低く、すぐ乾き、水による収縮がないのが特徴です。また、少量のポリウレタンも使用されております。 ポリウレタンは、伸縮性がよく湿度や温度の急激な変化に強いのが特徴です。 また、グローブの内側のみに起毛処理を施しているのであったかく感じやすいです。伸縮性の高いフリース素材を使用しておりフィット感は抜群です。 ポリエステルは静電気が発生しやすくなるというデメリットがあります。
着用の感想
皆様が「インナーグローブ」と想像するような外観です。生地感は優しく包み込むような感じです。外側を触った感じはサラサラしてます。 フリーサイズなので、色々な手に合わさるように作られております。実際伸び縮みは良く、フィット感は問題ありません。
内側は起毛処理が施してあり、肌にやさしく暖かく感じました。
この商品自体が若干厚めの生地なので、アウターのグローブをはめると指が動かしにくくなってしまいました。 ゴワつくほどではありません。手の大きさによってはかなりきつく感じるのではないか、と思います。
インナーグローブの外側は摩擦が少なく着脱が容易になる、とのことでしたが、アウターグローブを外そうとしたら、画像のように脱げそうになってしまいました。 そこまで着脱が容易になっているのか?と疑問でした。アウターグローブの組合せとご自身の手の大きさによっては脱げそうになるということはないかもしれません。
実際、作り自体はしっかりしているので、長期間の使用と保温性・防寒性は高いのではないでしょうか。 ただし前述した通り生地が厚めなので、操作性は下がってしまうのかもしれません。
いかがだったでしょうか。三者三様、どれも素材・機能・シルエット…等々違いがちょっとずつあります。 インナーグローブは他の人には見えにくいところではありますので、見た目のかっこよさより、機能性を重視して選んだほうがベターです。 ご自分にあったグローブを探してみてはいかがでしょうか?
また、手はブレーキ・クラッチのレバーを操作する大切部位です。サイズに合ってないグローブを装着して操作性を損なったら安全にもかかわります。 グローブ購入の際はサイズチャートを参考にし、一度ご自身の手のサイズを測ってからご購入をお願いいたします。必ずご自身の手にあったものをお選びください!
今回ご紹介した商品
着用したアウターのグローブは以下の商品です。
カラー:ブラック
サイズ;XS/S/M/L/XL
ガントレットタイプなので冬にぴったりのグローブです。
関連商品のご紹介
-
ホットフロッグアンダーグローブ2
指先に防風ウレタンコーティングを施しておりより暖かく感じることができます。縫い目がないシームレス構造のため、自然なフィット感を実現しております。
-
テクノライダーストレッチHOT インナーグローブα
甲側の新素材「プレミアウォーム」は湿気を熱に変え暖かさをキープすることができます。手首部分が長いので冷気の浸入を防ぎます。
-
ウィンドブロックインナーグローブ
定番のゴールドウィンのインナーグローブです。甲部分は伸縮性と防風性が高いサーマストレッチを採用しております。指側面にはストレッチメッシュを使用しているので通気性が良いです。 サイズ展開も多く色々な方が着用することができます。
今回ご紹介させていただいた商品以外にも多数商品をご用意しております。 ぜひこちらをごらんください!
▼ 関連コンテンツ
- FirstGear(ファーストギア)電熱アパレル組合せ
- 冬場に選ぶべきグローブ
- ZAN headgear(ザンヘッドギア)製 MOTLEY TUBEのご紹介
- ZAN headgear(ザンヘッドギア)製 フェイスマスクのご紹介
- SCHAMPA NECK DICKIEのご紹介
- 冬の定番スタイル「チャップス」のご紹介
インナーグローブを着用するメリット