自慢の愛車をカスタムして、走らせるだけでも楽しいですが、同じハーレー仲間と会う機会があれば刺激にもなります。そのような交流の機会として最適なのがハーレーミーティングを始めとしたバイカー向けイベントです。
ハーレーミーティングとは
ミーティングは打ち合わせや会議といった意味合いで使われることの多い言葉ですが、ハーレーミーティングにそんな堅苦しい意味は似合いません。ミーティングには、出会いや集会といった意味もあります。つまりは他のバイク仲間と出会う機会としては最適なイベントです。
ハーレーを誰かに自慢したい。アドバイスを貰いたい。一緒に並走したい。望むことは人それぞれにありますが、参加者は総じて「ハーレーが好き」ということは間違いありません。新しい出会いは刺激にもなりますし、交友関係が広がることで情報も増え、ツーリングに出かける機会も多くなることでしょう。同じ仲間がいるというだけでもテンションが上がります。
有名なミーティングといえば
日本で開催されているハーレーミーティングの中でも、ハーレーダビッドソンのオーナー向けの雑誌を発行しているVIBES(バイブズ)が毎年企画している「VIBESミーティング」が最も有名なミーティングイベントではないでしょうか。25年以上の長きに渡って愛されてきたハーレーバイカーズ情報マガジンのVIBESの購読者はもちろんのこと、ハーレー仲間たちがこぞって集まるイベントです。
毎年1回開催されており、10月の連休を使用して3日間に渡って開催されるミーティングの参加者の数は、1万人はゆうに超えていると言います。全国各地からの参加者の多いミーティング。ハーレーがひしめき合い、泊まりがけの参加者達のテントがそこかしこにたてられ、バイク関係のショップや飲食店も多数出店され、まさにお祭り状態。非常に賑わうイベントです。
隣のテントのライダーと仲良くなったり、遠方の仲間との再開を喜び合ったり、連れ立った仲間たちと酒を酌み交わして騒いだりと、時間の許す限り楽しみ尽くすといった様子で参加者からは笑顔が耐えません。
2018年の開催地はすでに大阪に決定しており、すでにその日に向けて愛車のカスタムに磨きをかけている人も多いのではないでしょうか。
出会いに大きなイベントに拘る必要は無い
VIBESミーティングのような大きなイベントの開催まで待つ必要もありませんし、遠方からの参戦は難しいという事情も有るでしょう。こういった企業が関わるミーティングは確かに魅力的ですが、拘る必要はありません。毎週のように日本のどこかしらでツーリング企画やミーティングが開催されています。
インターネット、特にSNSの普及によって、個人が企画するバイクイベントも多くの参加者を集めるようになっています。Facebookやツイッターを始め、個人の発信する情報や、バイク情報を取りまとめたサイトなどの登場によって、参加する機会を見つけることは簡単になっています。遠方の人たちとの簡単に繋がれるのがSNSのいいところです。1つ隣の県くらいなら気軽に走っていくこともあるでしょう。
最近では個人開催でも企画用のイベントページを作ることも少なくありません。ネットで探してみれば、毎週どこかでバイクミーティングが開催されていることに驚くでしょう。出会いの機会はすぐ近くにあります。
バイクショップが何か企画していることもあるので聞いてみるのもいいかも知れませんね。
ミーティング以外のバイクイベント
バイクミーティングはバイク好き同士が集まって楽しく過ごすことがメインになりますが、ファミリー向けのバイクイベントもあります。
市が開催している「バイクのふるさと浜松」は有名なバイクイベントの1つです。浜松市には、ホンダやスズキ、ヤマハなどのバイク創業の発祥の地であり、町興しの一環として家族でも楽しめるイベントが開催されています。子供たちに大人気の仮面ライダーショーを始め、家族で楽しめる催し物や、バイク用品の販売コーナー、試乗体験会などが開催されています。
新しい出会いを求めてバイクミーティングに参加するのもいいですが、身内を誘ってこういったイベントに参加するのも仲が深まっていいかもしれませんね。
ライダー同士の交流は楽しい
多くの人間が集まるミーティングイベントでは多くのライダー達と出会うことが出来ますが、ライダーが自然と足を運ぶ場所に行くことでも出会いが広がります。メンテナンスに利用しているバイクショップや、人気のツーリングスポット。駐車スペースに停めたハーレーが注目されることもあるでしょう。高速道路のSAで駐車ついでになんとなく声をかけあったりなど、出会いというのはどこにでもあります。
ミーティングイベントは他のライダーと交流するには最高の場ですが、その他イベントやツーリングの中でも交流は生まれます。足を伸ばすこと、声をかけることで、自分の世界がいくらでも広がっていくような、そんな感覚を味わえるのも楽しみのひとつです。