ハーレーは様々なスタイルに合わせてカスタムをすることで自分だけのオリジナルバイクが出来上がっていく楽しみを味わえるのが醍醐味でもありますが、こだわりの一つとしてホワイトウォールタイヤを履かせている方もいらっしゃると思います。
最近ではクラシックスタイルを目指すバイカーさんの間でホワイトウォールに交換する方も増えてきており、再び注目が集まっているパーツの一つとも言えます。
そんなホワイトウォールですが、真っ白なホワイトラインがハーレーのカスタムを引き締めてくれるわけでして、それが汚れてしまっているとせっかくのカスタムも少し残念に思ってしまいますよね。
今回は常に真っ白にキレイにしておきたいホワイトウォールタイヤのために専用クリーナーを2種類ご用意いたしましたので、その効果を比較検証していきたいと思います。
【サイクルケア】フォーミュラ1 VS【HD純正】ホイール&タイヤクリーナー
今回効果を比較検証していくのは、クリーナー製品でお馴染みのCYCLE CARE(サイクルケア)製フォーミュラ1とハーレーダビットソン純正のホイール&タイヤクリーナーです。
サイクルケア製のフォーミュラ1は特別に調合された成分でタイヤとホイールについた様々な汚れを溶解して除去してくれますので、汚れ落としの効果が期待できそうな商品です。
純正のクリーナーもホイール・タイヤの汚れを落とす専用クリーナーとなっており、ブレーキダストや泥汚れも落とす効果があるので、こちらもホワイトウォールタイヤの汚れ落としに期待ができます。
それでは早速、同じホワイトウォールタイヤを使用して汚れの落ち具合を検証していきましょう!
作業をするときはジャッキで車体を持ち上げ、回転できるようにしたほうが作業しやすいので環境を整えることをおすすめします!
クリーニング前のホワイトウォール
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<サイクルケア製フォーミュラ1>
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<純正ホイール&タイヤクリーナー>
効果が分かりやすいようにサイクルケア製フォーミュラ1の使用例画像と純正ホイール&タイヤクリーナーの使用例画像を並べて配置して比べていきます。
まずは両者の掃除前のホワイトウォールの様子です。
白い部分が黒く濁って白い輝きがないので少し残念な状態になっています。
それぞれのケミカル剤の吹き付け
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<サイクルケア製フォーミュラ1>
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<純正ホイール&タイヤクリーナー>
それではここからそれぞれのクリーナーを使用して、ホワイトウォールの白い部分に吹きかけていきます。
どちらもスプレー式の洗剤となっていますので、片手で簡単に噴射ができますね。
容量はサイクルケア製フォーミュラ1が650ml、純正ホイール&タイヤクリーナーが474mlなので前者のほうが少し多めに使用が可能です。
ブラシでの汚れ落とし
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<サイクルケア製フォーミュラ1>
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<純正ホイール&タイヤクリーナー>
洗剤を吹きかけたら時間を置く必要はありませんので、そのままサビ取りブラシ等を使用してこすり落としていきます。
汚れの落ち具合(水で洗い流す前)
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<サイクルケア製フォーミュラ1>
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<純正ホイール&タイヤクリーナー>
ブラシを使ってしばらくゴシゴシとこすってみたところの様子がこちらです。
純正ホイール&タイヤクリーナーのほうが泡立ちがよく磨いていくうちにしっかりと泡が包んでいく感じがあります。
サイクルケア製フォーミュラ1のほうはそれほど泡立ちませんが、磨いている部分が見やすいというのはメリットかもしれません。
汚れの落ち具合(水で洗い流した後)
こちらが最後に水で洗剤の泡を洗い流した後の様子を比較できるよう並べた画像です。
少し画像では分かりにくいところもありますが、洗剤をつけてこすった部分はホワイトウォールの白さが多少戻ったように感じます。
しかし、サイクルケア製フォーミュラ1のほうが汚れの落ちがいい分、かなりブラシでこする必要がありました。
どちらも気合を入れてゴシゴシとこすりましたが、期待していたほど真っ白にはならなかった印象です。
やはりクリーニングは汚れがひどくなってからやるより、新品を手に入れたときからこまめにやるのが一番のようです。
いかがでしたでしょうか?
今回はハーレーのホワイトウォールの汚れ落としに効果があるとされるクリーナーを2種類ご紹介させて頂きました。
ホワイトウォールタイヤを新品で購入すると白い部分に青色の保護剤が塗ってありますが、これらの洗剤はその保護剤を落とすのにも効果的です。
肝心のホワイトウォールの白い部分の洗浄に関しては労力の割に効果は小さめでしたが、新品で真っ白のうちからこうしたクリーナーでケアすれば最小限の力で綺麗なタイヤを維持できそうですね。
ホワイトウォールに特化した洗剤はなかなかありませんので、気になる方はぜひ一度お試しください。