エアクリーナーを選ぶ際、どんな基準でエアクリーナーを選ばれていますか?
エアクリーナーはハーレー独自のエンジンを引き立ててくれるとても大切なパーツでもあります。
エアクリーナー選びは大変重要です。
よく、エアクリーナー選びをしているとハイフロータイプというワードに出会います。
ハイフロータイプをご利用されている方も多くいらっしゃると思うのですが、そもそもハイフロータイプってどういう意味かご存じですか?
エアクリーナーにおけるハイフロータイプとは?
ノーマルのエアクリーナーはペーパー(紙)で出来ていて使い捨てです。価格自体が比較的安く気軽なのが最大のメリットです。
しかしペーパー繊維の目が不揃いであるのと、繊維の一本一本の幅が太く(広く)吸入抵抗が高くなっています。
また、吸気面積が小さいです。
ノーマルフィルターは汚れたら交換をします。
ノーマルのままでハーレーとフィーリングが合っているのであればそのままでも問題は一切ありません。
それに対し、ハイフローエアクリーナーのフィルターはコットンや化学繊維を使用しています。
その為、繊維の目が均一になっており、空気中のゴミやホコリを取り除く性能が高く、且つ吸入効率をも高く維持出来ます。
吸気面積は大きく、また各メーカーが独自でテスト・試験・設計した最適な面積を採用しています。
専用のクリーナーなどで洗浄して繰り返し使えます。
ハイフロータイプは様々なメーカーからキット発売されており各々デザインがある
エアクリーナーはV-Twinエンジンのド真ん中という非常に目立つ場所にあるので、デザインを変えるだけで表情が一変します。
ハイフロータイプのエアクリーナーは性能もさることながら、デザインが豊富で「愛車にアクセントが欲しい」「エンジンを強調したルックスに変更したい」と思われている方にはピッタリのカスタムになります。
吸気・燃焼・排気の3兄弟
エアクリーナー(吸気)のみや、マフラー(排気)のみを交換すると、エンジン内の混合気(空気とガソリンとの混合気体)のバランスが崩れてしまいます。
理想は吸排気を同時に交換し、インジェクションチューニングするのがベストになります。
ベストな状態は取付ける時間の都合や費用の都合もあるので難しい場合もあります。そのような時は、交換する前提でパーツを選んでいくのが良いでしょう。
密接につながった吸気・燃焼・排気の3兄弟を揃えることにより、理想とする愛車のハーレーが確立するでしょう。
1つ1つ理想のハーレーに近づいていく
理想のハーレーは一日にして成らず。
千マイルの道も一歩から。
理想に近づくのはなかなか大変なものです。
少しずつ確実に、愛車のハーレーを理想のハーレーに近づけていきましょう!