自分で整備を行うライダーなら持っていたいアイテムの一つ、ワイヤーインジェクター。
これから整備用の小道具を揃えていこうという方に是非参考にして頂きたい。手が出しやすい価格帯で優秀なメンテナンス道具は惜しみなくおすすめしたい。
ワイヤーインジェクターとは
わずか4cmたらずのボディに、ラバー製の受けが内蔵されている。
頭に付いたボルトでワイヤーを締め込むだけの単純な構造。
目的
クラッチケーブル、アクセルケーブル、アイドルケーブル、スピードメーターケーブルにおいて、
- 断線予防
- しぶくなった動きを復活させる
ための潤滑剤を効率よくスプレーする。
作業に必要な物
- ワイヤーインジェクター
- ウエス
- 潤滑剤
使用方法
ゴールド部分下のラバー受けにケーブルが入り込む。
本体の左側にケーブルのタイコがくるようにセッティングする。
この時アウターケーブルとラバーをしっかり密着させることがポイント。
頭に付いたボルトを締め込んでケーブルを固定。
潤滑剤をスプレーしたら完了。潤滑剤がとび散らないようにウエスで抑えるのもコツ。
ケーブルの端まで行きわたると反対側から潤滑剤が流れ出てくるはずだ。
潤滑剤
これらの潤滑剤は整備士によく使われている。