ハーレーがミルウォーキーエイトのエンジンになり、(一部を除き)なぜかなくなってしまったセキュリティシステムのサイレン機能。標準装備の純正システムだと起動してもランプが点滅するだけの仕様になっています。
正直これだけでは近くにいないと気が付けず、あまり防犯の意味を成していないように思えます。
やはり家の中やサービスエリアなど愛車と離れていても何かあった時にはすぐに気づけるよう、また悪さをしようとしている相手への警告や威嚇の意味も含めて、「音」がほしいですよね。
そんな風に考えている高年式ハーレーユーザーの方々、多いのではないでしょうか。
そこで今回はこちらを紹介させていただきたいと思います。
ハーレーダビットソンから発売の純正パーツ「セキュリティサイレンキット」です。
車種によっては他に必要となるパーツが出てきますが、基本的には差し込むだけの作業で、すぐに起動するセキュリティアラーム装置です。
実際に取り付けたり、セキュリティの音も鳴らしてみました、最後には大音量の動画もございますので、ぜひご覧いただき参考にしてみてください。
作業車両モデル
●2021年式 FLHR ロードキング
見た目
大きさはこれくらい。車両内に収納する必要がある装置なので、さほど大きくありません。手のひらサイズ。
作りも頭にアダプターの差込口があるだけの、至ってシンプルなもの。
ただシンプルな分、馴染みあるバー&シールドのロゴマークの刻印が目立っており、THE・純正というカッコイイ感じになっています。
取り付けフロー
今回の2021年式ロードキングの場合ですと、シート下のサイドカバーを外し、余っているカプラーを取り出します。
別角度から。このカプラーです。
サイレンキットを用意し、アダプター部とカプラーを繋ぎます。 この時に専用の工具は必要なく、手の力だけで差し込む事が可能です。
接続できたら、ECM周辺に空きスペースがありますので、そこにサイレンキットを収納します。
これでセット完了。
再びサイドカバーを取り付ければ、作業終了です。あっという間でした。
実際の「音」を聞いてください
これまでは無音だったセキュリティシステムが、 サイレンキット設置後の起動だと、ランプの点滅とともに20~30秒サイレンが鳴った後5~10秒の休止し、再び同じサイクルでサイレンを鳴るようになります。
それも、かなりの大音量。
文字では伝わらない部分にはなりますので、実際にセキュリティ起動時のサイレンを下記動画よりお聞きください。
通常のスピーカー設定でも大きな音が出ますので、音量にご注意ください。
以上になります。
冒頭に記述させていただいたように、CVOなどの一部のモデルにはデフォルトで装備されていたり、モデルによっては別のパーツが必要な場合もありますが、基本的に差し込むだけの作業となり、ワンステップで愛車への防犯レベルをアップすることができるパーツです。
もし、ご自身での作業に不安がある方であれば、当店でもセットアップを受け付けていますので、パーツの購入と共にお気軽にご相談ください。
今回のコンテンツはYouTubeでもアップしています。 より詳しいセットアップ方法など、こちらで見たほうが分かりやすい部分もありますので、ぜひご覧ください!