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シート Danny Gray(ダニーグレイ)

Danny Gray

1972年の設立以来、世界のトップビルダーたちに愛されるシートを作ってきたダニーグレイ。

近年には外部のテクノロジー企業と提携するなど、より良いシート作りを追求し続けています。

ハーレーシート製作のイノベーター【Danny Gray】

ダニーグレイ

1973年頃、彼が作ったシートを乗せたバイクが雑誌の表紙を飾った。

――当時カリフォルニアで名を知られ始めていたアレン・ネスがダニーにシートを作ってほしいと依頼。 急いでダニーはいくつかシートを持ってアレンの店に赴いた。 ダニーが緊張する中、アレン・ネスはシートを見渡すと「すべてもらうよ。もっと作ってくれないか」と言ったという。

アレン・ネスの依頼を受けてから彼のビジネスは軌道に乗り、国中のカスタムビルダーから依頼が来るようになった。

クオリティを追求する人たちにダニーグレイのシートを認めて欲しいという思いで何十年もシート作りに情熱を注いできた。 そしてそれが、今でも彼が自分と自分の作ったシートに高い基準を設けている理由である。

40年以上シートを作り続けてきた彼は、事実、世界で一番多くのカスタムシートを多くのビルダーのために作ってきた。 1972年の設立当時は、ボート、車、ゴルフカート、そしてバイクのシート製作を行う会社であった。

また、早い段階からバイクカルチャーのアイコン的存在であるアレン・ネス、デイブ・ペレウィッツ、ドン・ホトップなどが顧客として名を連ねていた。そんな彼らの要求によってダニーグレイはバイクシートの専門メーカーとなっていったのである。

これまで製品の美しさや完成度へのこだわりによって成長してきたダニーグレイ。 さらなる進化でデザインと乗り心地を両立するため、2004年、2011年に外部のテクノロジー企業と提携している。

今ではカリフォルニアに広大な敷地の工場を持つまでになったが、その成長の中でもひとつだけ変わらないものがある。 それは、ライダーが走る道との一体感を感じて、最高のライディングを体験してもらうことである。

シート製作

シート製作

ダニーグレイのシートが特別な理由とは:

解剖学的にも合理性のある造形。

先端が柔らかく、レール部分が硬くなっているためバイクと完全にフィット。 内ももの当たる部分が細くなっているため足つきが良い。

厳選された素材が隅々まで使われている。

独自のファイバーグラス製シートパンにより安定性と柔軟性を実現。 シートパンの底にはフェルトの裏地が張られている。 革はトップグレインの牛革を使用。

すべてのシートが職人のハンドメイド。

熟練の技術者によりひとつひとつ製作されている。 そして上記のような特徴があるとはいえ、ダニーグレイシートの本当の良さは実際に体験してみて初めて分かるものである。

シート製作

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