6月。梅雨の時期です。
雨といえば、近年発生する度に大きな被害がニュースとなっているゲリラ豪雨などの突然の雨。
遭遇すると雨宿り場を探す間もなく一瞬で水浸しになり、ハーレーに乗る我々にとっても、なかなか大きな気象問題です。
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ライダー自身はレインウェアなどでしのげますが、荷物の場合、濡れてしまうと乾くのに時間が掛かるもしくはずっとそのままの状態です。電子機器などある場合は、水分による故障は免れません。
そんな時、防水性に優れ、軽くて携帯しやすく、使わない時は荷物の片隅にいつも置いておける。
というアイテムがあれば便利だと思いませんか。
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そこで今回は、国内メーカーKOMINEから発売の「SA-231 WPコンパクトドライバッグ35」をご紹介させていただきます。
100%の防水性をほこり、薄手で軽量なインナーバッグとして、水関係のトラブルに悩まされるこれからの季節にピッタリな逸品です。
大きさやスペックなど細かくお見せしますので、ぜひご一読ください。
大は小を兼ねるサイズ感
ロングにもショートにも使い勝手の良い最大35Lサイズ。
35Lと言われてもピンとこない方もいらっしゃると思いますので、まずは実際の大きさから見ていきましょう。
数字的な実寸は下記となります。
●縦:約690mm
●横:約510mm
●マチ:約185mm
※平置きの場合
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対比物としてスマホを置いてみました。
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持ってみるとこのようなサイズ感
モデルスタッフ:165cm
あると助かるマチ
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
チューブ型のバッグですが、マチ(底部分)が付いていますのでしっかりと自立します。キャリアから降ろしたり、カバンから取り出した際に地面に置いても転がったりしません。
驚きの軽さ
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重量はなんと約200g。
ベルトなど金属の装飾品は一切付いていませんから、大きくても、ものすごい軽さ。ショートタイプのレザーグローブと同じくらいでしょうか。
たたんでカバンの中に忍ばせていても、邪魔にならない重さです。
内容量はたっぷりと
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中も大きく広がるのでかなりの量の荷物を詰めることができます。ヘルメット3個で試してみましたが、スッポリと入りました。スペース的にもう少し入れることができそうです。
各部の仕様
入り口
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既述の通り、入り口部分にはベルトやジッパーなど金具によるパーツは一切なく、取り外しもカチっと簡単なプラスチックのバックル式となります。
また口全体がバンドで補強されているため、縫製の耐久性はバッチリ。縫い糸がほどけて使い物にならなくなったりなどの心配は必要ありません。
表面
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●75D polyester(75デニール ポリエステル)・・・やや薄手のポリエステルスムースニットで樹脂でできた薄手の素材。 ポリエステルの繊維は吸水性が低いため濡れてもすぐに生地が乾き、カビが発生しにくく、汚れも付着しにくいという特徴を持っています。
それに加え、紫外線へのある程度の強さとコストパフォーマンスの面においても優れています。最近ではテントなどに頻繁に使われる素材ですね。
裏面
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●PU coating(ポリウレタンコーティング)・・・ポリウレタン繊維は縦・横の引っ張りに強くちぎれにくい性質があり、さらに強い衝撃にも耐えられる高い耐久性も持ち合わせています。
さらに防水性を高めるため、縫い目にはシームテープを圧着。生地の継ぎ目からの浸水を防ぐ仕様となっています。
100%の防水性
防水を謳っているバッグになりますので、実際に表面と裏面の両方に水滴をたらして放置。防水性能を検証してみました。
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
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10分後
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水を弾いたまま浸み込む様子は一切なく、どちらともスッと簡単に拭き取ることができました。オフィシャルからのアナウンスでも適切な使い方(※)をすれば、100%の防水性を発揮する「WARTER PROOF」機能搭載とのことでしたので、その効果は間違いないでしょう。
※先端のとがったものを入れない。入り口をしっかり巻いて閉じられる荷物量を保つことなど。
使い方はカンタン
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基本となる使い方は簡単! 中身を入れて入り口をクルクルと折りたたんでいきます。
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両端を中央に持ってきて、
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バックル部分をカチッと締めればOKです!
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全体がやわらかい素材でできているため、容量がいっぱいにならず、スペースに余裕ができた場合はさらにクルクル巻けば、よりコンパクトになります。 ツーリング時の休憩や宿泊先など、ハーレーから離れる際には手持ちカバンとしても活用できますよ。
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実際はバッグの中に入れるインナーバッグですが、今回参考イメージとしてそのままシーシーバーに設置しみました。
アウターバッグにもよりますが、大きさを手軽に変えることができるメリットを活かし、このような積載方法も可能となります。
その他、バック内の荷物の整理整頓用の袋として活用したりなど、アイデア次第でたくさんの利用方法がありそうです。
以上になります。
間もなく突入する梅雨にあわせてツーリング時に役立つ防水インナーバッグを紹介させていただきました。
高い防水性能を活かし、川やキャンプ、冬ならばゲレンデなど、年間通してさまざまなシーンで使用できる非常にコストパフォーマンスが良いアイテムです。
もちろん当店的にはハーレーライフに活用していただけることが1番うれしく思います。
- SA-231
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