ツーリングモデルなどの大型車両ではガレージへの駐車や狭い場所での方向転換など、リバースギアがあると非常に重宝する場面があります。
狭い場所を通ることが多い方は、より快適に乗るためにリバースギアの導入も視野に入れてみてください。
使用車両:1998FLHT、2015FLHX
>> CAST5 リバースギア
>> BILLET6S-HS リバースギア 油圧クラッチモデル
ミッションオイルを抜き、マフラーなどを外す
1998FLHT
2015FLHX
ミッションオイルを抜き、クラッチケーブルのアジャスター部分を緩める。サドルバッグ、マフラーなど取付の際に邪魔になる部品を取り外します。
※2015年FLHXは油圧式クラッチのためアジャスターはありません。
※取り付けるモデル・年式によってマフラーの交換が必要になる場合がございます。
また、装着しているマフラーによってリバースギアが装着できない場合がございます。
トランスミッションサイドカバーを外す
1998FLHT
1998FLHT
トランスミッションサイドカバーを外し、メインシャフトナットとカウンターシャフトナットを外していきます。
メインシャフトのねじ部分をしっかりと脱脂して付属のロックタイトを塗布してください。Rメインギアを取り付けて、専用工具を用いて規定トルクで確実に締めます。
2015FLHX
メインギアドリリング加工
トランスミッションの中やベアリングの中に削りカスが入らないようにティッシュペーパーなどで穴を塞ぎます。 ドリルに超硬ドリルを装着してRメインギアにすでに開いている穴をガイドにしてメインシャフトを削ります。削り終わったらロックピンを取り付けます。
カウンターシャフトねじ部分を脱脂して付属のロックタイトを塗布し規定トルクで確実に締めます。 カウンターボスにグリスを塗布しカウンターギアを取付、ブレーカーキーを入れて付属のワッシャーとボルトを規定トルクで確実に締めます。
リバースギア取付
1998FLHT
1998FLHT
ミッションエンドカバーのボルト座加工をしておきます。 リバースギア本体を取付て、ミッションエンドカバーを装着、クラッチの調整をおこないます。
2015FLHX
付属のプッシュロッドに交換します。 ノーマルのピストンを外し本体に組み込み、車体に装着してクラッチのエア抜きをおこないます。
マフラーなどを組み付けて完成
1998FLHT
2015FLHX
最後にレバーを組み付け、マフラーなど取り外したものを装着します。トランスミッションオイルを忘れずに入れて完成です。
ご希望の方はお取り寄せになりますのでお問い合わせください。