年末年始の長期休暇にロングの計画を立てている方もいらっしゃることでしょう。
寒く、日が暮れるのも早い冬季のライディングですが、気を付けなければならないのが、やはり事故。縁がないに越したことはありませんが、いくら気を付けていても不意にやってくるのが事故というもの。とは言え、いつ起こるかもわからない事にビクビクして乗るハーレーも楽しくありません。
できることはやって、もしもの時に少しでも面倒を省けるよう備えはしておきたいものです。
そこでまず名前が挙がるパーツがドライブレコーダー。通称ドラレコではないでしょうか。
取り付けや設定が面倒だし、余計なパーツのせいで、せっかくのハーレーのカッコイイ景観が台無しになる。
などなどの理由から装着されていないのであれば、DAYTONAから発売の 『バイク専用ドライブレコーダー Mivue M802WD』を検討してみてはいかがでしょうか。
小さくて取り付け・設定が難しくない、高機能な逸品です。
今回はこのドラレコのスペックを紹介するとともに、取り付けフローもお見せしたいと思います。
今回使用する商品
配線が少ないコンパクト設計の本体と取り付けの自由度と画角が大きいカメラを前後に採用。高感度イメージセンサーや白とびなどの明暗差を補正など、記録に特化したベーシックモデルになります。
スペックの紹介
スマートでコンパクトなデザイン
前後2ヶ所に取り付けできるカメラの大きさは縦28mm×横28mm×奥行36.9mmのミニマムサイズ。身近な物ですとペットボトルのキャップを3個重ねたくらいの大きさです。
本体ユニットのサイズも縦65.8mm×横64mm×奥行22.6mmの超小型で、今回のようにスポーツスターモデルのシートに隠れるような取り付けが可能。スペースが少ない車両にも簡単に装着できます。
スッキリとした配線
電子機器の取り付けで、一番の面倒くさい部分である配線にも気を使われており、本体から伸びるケーブルもフロント・リア・電源・コントローラー用の4本のみのシンプルな造り。
配線作業あるある、配線の迷子や絡まったりなどの面倒くささがありません。
広範囲の視界と付けやすさ
カメラステーを支点としたカメラの可動範囲は、横方向なら360度。上下方向には125度~135度動かすことが可能となっているため、ハーレーのどこに付けてもカメラの視界を確保。あらゆる場所でも機能を維持できる設置のしやすさも魅力のひとつです。
高性能カメラ
クリアな撮影
前後の2カメラともに解像度1080Pの200万画素フルHD/フレームレート58fpsの高速録画機能を搭載。残像が少なく、コマ送りをしてもはっきりとした映像を確認できます。
また日中はもちろん、夜間に起きた有事の際にも相手のナンバーなどをシャープな映像記録として、鮮明に残すことが可能となっています。
衝撃感知機能で録画映像を確保
ドラレコで一番必要な、事故などの映像記録の確保の機能も抜かりなし。
衝撃時作動のGセンサーによる「衝撃録画・自動ロック機能」がついているため、事故の瞬間の映像は上書きされることなく、衝撃感知から前後約20秒の事故の瞬間・直後までの映像データを自動でロックします。
さらにロックしたファイルは本体ユニット内蔵のメモリーカードのイベントフォルダへ保存され、録画の上書きを防止します。
記録映像として
事故などのトラブルがなければ、鮮麗な画像で旅の記録を残すこともできます。
5種類のGPS衛星の信号を同時受信する機能とともに専用アプリ“MiVue Pro APP”の接続で、走行ルートとその走行映像をすぐにチェックすることができます。Vlogなど楽しく活用できますよ。
取り付けフロー
実際に取り付けるカスタムフローを見ていきましょう。
作業車両モデル
●2004年式 XL1200R ロードスター
本体の取り付け
本体はエンジン周辺や他の電子機器などの影響を受けず、また露出しない場所を選び付属の面ファスナーを利用し固定します。
カメラの取り付け
カメラは走行振動や揺れの影響がなく、雨水や砂利、小石が直接当たらない場所を選び、付属の両面テープや結束バンドを利用して固定します。
※今回リア側はオプションのナンバープレートクランプを使用
コントロールスイッチの取り付け
コントロールスイッチは、底部の両面テープおよび付属の結束バンドを利用して固定します。できるだけ手元から近い操作がしやすい場所を選び、 操作ボタンがライダーの正面もしくは上側にくるように設置します。
カメラ・スイッチケーブルの接続
本体と前後カメラおよびコントロールスイッチを接続します。カメラの接続場所によってカメラ延長ケーブルを使用(付属品は1本のみ)。
コネクタのピンあり・なしと配列をしっかりと確認して凹凸で接続します。接続後は、ロックナットを回転し固定します。
電源ケーブルの接続
付属の12V電源ケーブルを使用して本体と車両を接続します。コードは3色1本ずつの合計3本
黄色・・・バッテリープラスへ配線・接続します。
黒色・・・バッテリーマイナスへ配線・接続します。
赤色・・・ACC(アクセサリーコード)へ配線・接続します。
取り付け後の確認
配線・接続が完了したら、専用スマートフォンアプリ「MiVue Pro」を起動させながら、カメラマウント側面のネジを緩めます。スマートフォンの画面に表示されるカメラ映像を見ながら、垂直方向または水平方向にカメラを動かして調整していきます。
調整が完了したら、再びカメラマウント側面のねじを締め付け、カメラを力の入れ過ぎに注意しつつ、しっかりと固定してください。
設置完了
以上で設置と設定完了となります。
いかがでしょうか。カメラがちょこんと乗っているだけで、バイク全体の中でほとんど目立ちません。フロント側なんて、フレームの色と同化してしまっていることもありますが、ほとんどわからないレベルだと思いませんか。
最後に
今回の「DAYTONA バイク専用ドライブレコーダー Mivue M802WD」。 前後のカメラも超コンパクトサイズで、防塵・防水性能も高く、パーツとしての主張も控えめ。 現段階での理想的なスペックを持つバイク用ドラレコの決定版と言っても過言ではないでしょう。
●商品ページはこちら>> 【DAYTONA】 バイク専用ドライブレコーダー Mivue M802WD