今年の夏も大変な気温の日々が続きました。
うだるような暑さとはよく言ったもので、全身茹で上がるような、暑いというよりも熱い毎日でした。
それでもお盆に帰省した際に近所を歩いていると(自分の田舎が観光地ということもありますが)聞き慣れたエンジン音が車道に響いており、あの気温の中、乗れる時は少しでも乗ろうとするハーレーフリークの方々を見ることができ、嬉しかったです。
ただヘルメットを装着する夏場の頭部は、気温と蒸れにより大量の汗と皮脂が分泌され、雑菌が普段より繁殖しやすい環境になっています。
雑菌が繁殖すると、不快な臭いが発生したり、頭皮の炎症により痒くなったりなど、大変不衛生的な状態に。そんなヘルメットのままでは、ハーレーに乗るのも億劫になってしまい、ツーリングが楽しめなくなってしまいます。
ヘルメットの内装という普段は気にかけにくい場所ではありますが、愛車と同じくらいにキレイを保ちたいですよね。
そこで今回はDAYTONAから発売の「ヘルメット内装専用洗剤」を実際に使ってみたので、その様子をご紹介します。
スプレータイプの消臭剤・除菌剤も即効性があり便利ですが、根こそぎキレイにするならしっかりと洗っちゃいましょう!
自分もヘルメットなんてそうそう洗わなくても大丈夫でしょ。と長年放置していたタイプなのですが、もし同じような方がいるのであれば、途中の汚れが落ちた画像をぜひ見ていただきたい。その汚さっぷりに我ながら愕然としました。
ヘルメットのたまった汚れをリフレッシュしたいなと考えている方、ぜひ参考にしてみてください!
今回使用する商品
DAYTONA(デイトナ) ヘルメット内装専用洗剤【2回分セット】
ヘルメット内装の汗や皮脂の臭いと汚れ落とすためだけに研究・開発された専用の洗剤。蛍光増白剤や漂白成分を配合していないため、敏感肌の方にも安心してご使用いただけます。無香料なので、香り付きが苦手な方にもオススメです。
必要な物
●洗浄対象のヘルメット(5年くらい洗ってません)
●本商品(1袋/5g)
●容器
●計量カップ
●タオル
●ドライヤー
※ヘルメットはスタッフの私物となります。取り扱いのない商品となりますので、ご了承ください。
洗ってみます
フルフェイスやジェットヘルメットなど、内装パーツが外せるタイプのヘルメットの場合は、部品ごとに分解し洗いますが、今回は夏に装着率の高いハーフヘルメットを対象とし、実際に洗っていきたいと思います。できるだけ天気が良い日を選んでください。
1.水またはお湯(約40℃)2リットルに対し洗剤1袋を入れかき混ぜて、洗浄液を作ります。
※洗剤は水を少なくして濃度を濃くしたからといって、洗浄力が強くなることはありませんので、規定通りにお使いください。
2.逆向きにしたヘルメットに直接洗浄液を入れていきます。
3.ギュギュっと洗浄液が全体的に浸透するよう、押し洗いやもみ洗いで細部まで丁寧に洗っていきます。
4.半透明の洗剤が黒ずみました。これが全て汗や皮脂などの汚れ。今までこれを被っていたと思うと、自分のヘルメットながらゾッとします。ひどい。
5.汚れた洗浄液を捨て、新しい水を投入。汚れをしっかり洗い落とし、水のにごりがなくなるまで、すすぎ洗いを繰り返します。
6.水に汚れが目立たなくなってきたら、水を流し、大き目のタオルを押し当てながら水分を取っていきます。
7-1.あらかた水分が取れたら、風通しの良いところで陰干しして乾燥させましょう。
7-2.衣類などとは違い、ヘルメットはスポンジや発泡スチロールなどの厚みがあるため、乾燥に時間がかかります。濡れたままの放置はカビを発生させ、本末転倒な結果となってしまう可能性もあるので、乾きが遅い場合はドライヤーの使用を推奨します。
※ドライヤーを使う際には必ず“冷風”設定にしてください。ヘルメットは素材的に熱風設定ですと劣化や変形を招く場合があります。
8.乾燥も終わり、洗浄完了です。ラベル部分だけ見ても、真っ白でキレイになったことがわかります。イヤな臭いもありません。
気持ちの良いハーレーライフを
朝晩は気温と風に少しずつ秋の気配を感じられるようになってきました。 これからやってくるベストシーズンにむけて、気持ちの良いツーリングとハーレーライフを過ごせるよう、ヘルメットの洗浄をぜひ実施してみてください。
- 16897
-
660
12以上は取り寄せ