今回はフロントのブレーキスイッチを交換します。車両は1992年のFXDです。 ブレーキレバーを握る動作によってスイッチが押されてテールライトが点灯する仕組みになっています。 握るたびに負荷のかかるスイッチ先端部分が壊れることが多いですね。
スイッチボックスを分解して壊れたスイッチを切り離す
ブレーキマスターシリンダーを外し、スイッチハウジングのボルトを外して中を開けます。
ブレーキスイッチを確認してみると、先端部分が割れているのがわかります(画像左)。
右側が今回交換する正常なスイッチ。レバーを握ると丸い先端部分が押し込まれてスイッチが入ります。
スイッチを取り外すには、根本の配線を切断するのが簡単です。切断したら被覆をむいて中の線を少し露出させます。
新しいスイッチを接続して元通りに取り付け
新品のスイッチを取り付ける。新品のスイッチには長い配線が付いているので繋ぎやすい位置で配線を切断すれば良い。 配線の接続ははんだで接着するのが良い。むき出しの配線には収縮チューブを付ける。収縮チューブはライターで軽く炙るとすぐに収縮してしっかりと配線を覆ってくれる。 この時に一度動作確認をしておきましょう。
スイッチを元の位置にとりつけて、配線も同様に整えます。
スイッチハウジング、ブレーキマスターシリンダーを組み付けて完了。ブレーキスイッチを無事交換することができました。
ブレーキライトが点灯しないのは非常に危険です。動作不良に気づいたらすぐに修理しましょう。