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ARP(Automotive Racing Products)社
アメリカはロサンゼルス、ベンチェラにあるパーツメーカーAutomotive Racing Products社。通称「ARP」。
1970年頃から続く、F1、インディカー、IMSA、NASCAR、NHRAなど、世界中のレースシーンで走るマシンにも使用されるなどの、絶大な実績と人気と信頼をもつ業界最大手の老舗ボルト・ナットメーカーです。
自社一貫が行える設備を整え、資材調達から加工、熱処理や黒色酸化処理、製品管理まですべてを北米にある数か所の拠点でまかなっています。
ハーレーダビットソンにおいては、自身のレースブランドである“スクリーミンイーグル(Screamin Eagle)”にも付属されていたり、最近ならThrashin Supply(スラッシンサプライ)やFEULING(フューリング)がライザーやフットペグ用として特注していたりしているので、知っている方も多いのではないでしょうか。
またセット後の見た目の変化から現地のカスタムショーでは高い装着率を誇るなど、性能とカッコよさは世界のお墨付き。
その「ARP」が当店にも待望の入荷となりました! 実際に取り付けた車両の様子と一緒にご紹介します。
素材と強度
ARPが選ばれる理由のひとつとしてあげられるのが、通常使われるボルトをはるかに凌ぐ強度・耐久性です。
●ARP300シリーズ
ARP300ステンレススチール。
材料が破壊されるまで張力をかけ破断するまでを数値化した“引張強度”。数値が高いほど、材質が強いことを意味します。一般的に自動車や産業機械などに用いられる合金鋼製のグレード8のボルトだと引張強度150,000psiであるのに対し、ARP300シリーズの引張強度170,000psi。耐久性と強度を高める特別な合金化がされています。
耐熱性があり、サビや腐食がほとんど発生しないため安全性にも特化。見た目も独自のプロセスにより研磨され、独特の美しい光沢を持つ仕上がりとなっています。
●8740クロモリスチール材
航空機クオリティに匹敵するプレミアムグレードの8740クロモリスチール材を採用。ほとんどのレース用途に対して十分な疲労特性を持つ優れた強靭な鋼とみなされています。
クロモリスチールとは、鉄にクロムやモリブデンなどの金属を添加して作られた合金のことで、正式には「クロームモリブデン鋼」と呼ばれています。鉄素材の一種で、アルミより重いものの、その分、強度や伸縮性、剛性、耐衝撃性に優れてる特殊金属です。
また、通常クロモリは焼き入れ・焼き戻し鋼に分類されており、熱処理によって180,000 ~ 210,000 psiの引張強度を実現しています。
ほとんどのボルトの場合、加工のしやすさから、形の削り出したりなどの転造加工を熱処理前に行いますが、ARPは敢えて熱処理後に加工を実施。その理由も通常よりも10倍の強度を増すことができるためであり、強度を徹底的に追求した製造工程となっています。
加えて最終仕上げでは、およそ10回にも及ぶ微細な面取りを行い、極めてストレートなボルトを完成させているのです。
カラー
●ステンレス ポリッシュ
通常の金属ポリッシュ加工とは異なり、複数回の取り付けと取り外しに耐えられるように設計。ツヤ消しとメタル光沢の中間のような独特の輝きが魅力的です。
また、細心の注意を払ってコーティングされているため、時間の経過による色あせのリスクが大幅に最小限に抑えられます。
●Black Oxide(黒染め処理)
黒染めとは、高温の処理液に浸漬することにより鉄等の金属表面に緻密な黒色の酸化被膜を形成させること。“黒色酸化仕上げ”とも呼ばれます。 耐錆性や耐蝕性を向上させる表面処理及び強度をアップさせる加工方法にともなった色付けです。
実際にセッティング
ちょうどライザー周りの変更に併せてボルト交換の依頼があり、グッドタイミングという事でARPをセッティングさせていただきました。
ハーレーのカスタム依頼の中でもよく聞くのが、ハンドル周りをブラックで統一してほしいという要望。トップクランプの標準装備ボルトのステンレスカラーが浮いてしまい、どうしても気になるという方が多くいらっしゃるようです。
そこで今回チョイスしたのはARPの「Black Oxide 12pointボルト」。ただ塗装しただけの黒色とは違う、重厚感ある色です。
取付方法はいたってカンタン。まずは手での仮止めを進めていきます。
4か所すべて問題なく取り付ける事が出来たら、ラチェットを使って本締めを進めていきます。締めていくと分かるのですが、通常のボルトよりも強いトルクで締め付けることができています。
セット完了です。ここまでおよそ5分。 ブラック一色になったことにより野暮ったさが一蹴され、全体的に引き締まった印象になりました。
ARPが支持される最大の理由がその見た目。ありふれた表現にはなりますが、純粋に「カッコイイ」という言葉が似合います。独特な金属の色合いやヘッド部分の「ARP」の刻印が、他のボルトにはない“通好み”なプレミア感を醸し出していますね。
そしてなによりボルト1本、細かいところではあるけれど、他とは存在感が圧倒的に違います。実際に取り付けてみて、それがよくわかりました。
一度売り切れてしまうと、次回の入荷までに日数がかかってしまう「ARP」。パーツ交換と一緒にボルトという細部にまでこだわった“粋”なハーレーのカスタムに挑戦するなら、在庫がそろう今が絶好のチャンスだと思います。
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- 640-0750
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780
56以上は取り寄せ
- サイズ
- 1/4”-20x3/4”
- 640-1000
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800
56以上は取り寄せ
- サイズ
- 1/4”-20x1”
- 640-1250
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810
56以上は取り寄せ
- サイズ
- 1/4”-20x1-1/4”
- 640-1500
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1,130
56以上は取り寄せ
- サイズ
- 1/4”-20x1-1/2”
- 640-1750
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1,150
0取り寄せ
- サイズ
- 1/4”-20x1-3/4”
- 640-2000
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1,180
56以上は取り寄せ
- サイズ
- 1/4”-20x2”
- 640-2250
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1,190
56以上は取り寄せ
- サイズ
- 1/4”-20x2-1/4”
- 640-2500
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1,210
0取り寄せ
- サイズ
- 1/4”-20x2-1/2”
- 640-2750
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1,240
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- サイズ
- 1/4”-20x2-3/4”
- 640-3000
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1,260
0取り寄せ
- サイズ
- 1/4”-20x3”