その人の適性や能力に応じて、ふさわしい場所や仕事を従事させる「適材適所」という言葉とともに
「適所適材」という言葉があります。
こちらは行う仕事や任務が前提にあり、それに適した人材、物を配置するという意味です。
今回ご紹介するのは、まさにその「適所適材」という言葉がピッタリなツール。
NAMZ CUSTOM CYCLE PRODUCTS(ネームズカスタムサイクルプロダクツ)から発売されているユニバーサル ミニUバレル圧着工具です。
JAE MX-1900シリーズやJST、ECM/BCM Delphi、その他の小型端子で使用される30~20ゲージ端子の圧着に最適な、まさに電気制御が主な現行モデルの整備・カスタムの必需品と言えるアイテムです。
今回使用するツール
JAE MX-1900シリーズ、JST、ECM/BCM Delphi、またはその他の小型端子で使用される小型の30~20ゲージ端子に最適な圧着工具です。現行モデルの整備・カスタムの必需品です。
配線カット、M5までのボルトカット、端子・スリーブの圧着、ワイヤーストリッパー(被覆はがし)などに使用可能です。
圧着の比較
まずは一般的な圧着ペンチを使った圧着の様子から。
赤丸部分を見ると、ターミナルの金具部分が浮いているのがわかります。このまま使えないことはないのでしょうが、やはり不安が残ります。
次に、ユニバーサル ミニUバレル圧着工具の様子を見てみましょう。
まさに一目瞭然ですね! 金具部分がギュッとなり、ケーブルへキレイに圧着しています。
右の黒線が一般的な圧着電工ペンチで、左の赤線がユニバーサル圧着工具を使用。
並べてみると、締まり具合と圧着具合の違いがさらによくわかりますね。
また、純正パーツに使われている配線とも比べてみました。 見た目もキレイで、純正パーツと比較しても遜色のない圧着ができていると言っても、決して大げさではない結果となりました。
実際にコネクター接続してみる
実際にコネクターに接続してみても、スムーズに収まります。
カツカツ引っかかったり、抜こうとした時に断線したりなどしないので、作業時間の短縮&効率アップを実感できます。
仕様
圧着できるコネクター部分の対応サイズは1.6~2.3mmと幅広く使えます。
重さも約450gと軽量で、グリップはラバー仕様。さらにスプリングの反動のおかげで、使用中も手への負担が極力軽くなるようになっており、使い勝手が良いツールです。
また左側にはストッパーもついており、握った状態で固定できます。幾分小さくなるので、ポケットやツールボックスなどへの収納時のスペースにも配慮された造りとなっています。
以上になります。
とても細かい作業なので、圧着できれば道具はなんでもいいかも。と思いがちですが、やはり用途に合った正しいツールを選べば、便利に効率よく、さらに見た目もキレイな修理ができるという、理想的な作業を行うことができます。
どうしてもうまく端子の圧着ができなかったとお悩みの方、ぜひ検討してみてください。
- 38070252NJC-990120
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- 適合
- JAE MX-1900シリーズ、JST、ECM/BCM Delphi、その他の小型端子で使用される30~20ゲージ端子に最適